南米(ペルー&ボリビア)旅行記(HISツアー) 5日目:ペルー~ボリビア(クスコ~ラパス観光)
迎えたツアー5日目。すっかり旅行記と化したこのブログ?
クスコのホテルは、そこそこな朝食バイキング。
というか初めに泊まったホテルのバイキングが酷すぎただけかも。。
そこそこ食べる。5時位にホテルを出発し、早々にクスコ空港へ向かう。
クスコ空港から移動
ここで現地ガイドのカルロスとお別れ。とてもいい人だった。礼儀正しいというか、日本人的な感覚も持ち合わせていてペルー人からも尊敬されている感じだった。
またクスコ空港で何か見た事のある人が寄ってきたと思ったら、初めて来た時に写真を撮っていたオジサンだった。
この笑顔の意味がここで初めて分かる。
撮った写真を絵ハガキに張り付けて、売りに来ているのだ。
絵はがき、1枚2ドル。 なんとも微妙な値段。。。 そんなには高くないし。でもみんな意外と買わない。空港でチェックインして2階で待っているとそこまで押しかけてきて「買ってくれ」的な感じで迫ってくる。
「値下げしてくれたら買うよ」というと、2枚3ドルになり、その後再交渉で3枚3ドルに。結局購入。聞くところによると、大体クスコ空港に来た観光客は1~2日で空港に戻ってくるのでそのタイミングで用意しているみたい。
クスコ空港で1人ポツーンと時間待ちをしていたら、横に座った女性が英語で話しかけてきた。
ボリビア人の28才の女性、パメラさん。皮膚科の医者らしい。ちょうどマチュピチュに観光で来ていてその帰りだとか。聞くとマチュピチュ行きの列車がキャンセルになって、他の列車を取ったら差額でだいぶ高くなったらしくお怒りのご様子。
ボクの年齢を聞いてきたので「何歳と思う?」と逆に聞いてみると「26才!」って返してきた。本当の年齢を伝えると「ワオー、本当?? 肌がとてもキレイよ!」的な発言。本当にユーは皮膚科のドクター?と思わずにいられない瞬間であった。
その他にスペイン語を教えてもらい、待ち時間を楽しく過ごせた。
それと、今回の旅でニセ硬貨をつかまされたらしい。これがニセものの5ソル硬貨。初心者には全然見分けがつかない。お店で使おうとしたら、拒否されて発覚したそうだ。
ちなみにこっちが本物の5ソル硬貨。内側と外側の柄のつなぎ部分のシャープさが違うそうだ。あと凹凸感が本物は滑らかでニセものはデコボコしているらしい。
これにも激怒していたが「いい経験したね」と慰める。こういう風に他の国の人と絡むのも旅の醍醐味。半分くらいの英語も分からなかったけど、ゼスチャーとスマホと笑いでなんとかやり繰りする。ちなみにボリビアも偽札が沢山あるらしいので、注意するよう警告を受ける。
飛行機は小さいアマゾネス航空で左右2列ずつの合計4列。途中、チチカカ湖が見える。結構大きい湖みたい。今回のツアーでは周らないので上空から見学。
ラパスの街並み。屋根に光が反射している。「ソーラーパネル?」と思うも、恐らくトタン屋根に太陽が反射しているだけみたい。
ボリビア:ラパス空港到着
約1時間ぐらいで無事ラパス空港に到着する。
カラッと晴れている。
雲はあるものの空色はキレイな青色。
日差しはキツメ。
こちらが現地ガイドさん。ちなみに日本人です。でもこの出で立ち、怪しすぎます。
バスに乗り、ラパス市街地へ向かいます。
このラパス、そんなに治安は悪くないとの現地ガイドさんからの説明。
荒々しさは感じない。
そこそこな感じ。
ラパス市街地にてロープウェイに乗る
一旦バスを降りて、ロープウェイ乗り場に移動する。
2014年に開通したロープウェイ。現大統領の政策で市内の渋滞緩和策として、実現しました。地形の起伏が激しいラパス市内は鉄道を通すことが難しい為、代わりにロープウェイが通されました。
なお、ロープウェイはスイスが協力して出資しています。スイスは長年培ったロープウェイの技術を提供し、ボリビアにはスイスのメーカーを使ってもらうという内容。
下に見える道はクネクネと曲がりくねっており、渋滞の要因となってますがロープウェイはその上を優雅に通り過ぎていきます。高台にあるので見晴らしも良く、観光名所にもなっている模様。
ちなみに民家の上を通っているので、プライバシーの問題もあるそうですが大統領の政策なのであまり問題にならないそうだ。
ラパスのロープウェイの景色動画
思った以上にキレイだったロープウェイ。
これが自動改札機。ちなみに今回はガイドさんが持っているICOCA的なチャージしたカードを使用。
券売所。
降りた所でバスを待ち、そのまま乗り込み移動。軽くロープウェイの体験でした。
そこから少しバスで走った所にある場所で昼食です。
今回のツアー初で唯一の日本食。
懐かしい日本食の写真がのっている看板を発見。
日本食レストラン「けんちゃん」Ken Chan
住所:Federico Zuazo, La Paz, ボリビア
ラパス市内にはそこそこ日本食レストランはあるものの、日系オーナーが経営する店は3件ほどしかないそうだ。
周りは現地の方ばかりで大入り満員状態!人気店っぽい。ちなみにこの店はラパス中心部に近いので、ガイドさんはよくツアーに組み込む御用達のお店だとか。
何か違和感のあるおしぼり・・・・・。
「細っ!」 さすがボリビア?!
本日のランチは野菜炒め定食!地球の反対側で味噌汁が飲めるとは思っていなかった。しかもご飯が美味しい!日本米に近い。ボリビアで日本米を栽培しているらしい。でも日本食は普通の料理に比べて3倍くらいするので、結構高級料理の分野に入るそうだ。
また今回は10日間のツアーだが、長期間のツアーは途中で日本食が入ってないと最後のアンケート時にその不満が書かれることが多いらしい。それもあってか日本食を入れているのかと予測。
久々の美味しい昼食の後は、ラパス市内の観光。国会議事堂、カテドラル、大統領官邸が建ち並ぶラパスの中心地、ムリーリョ広場。
ラパスの中心地ムリーリョ広場にて
だいぶ日差しが強い。油断して帽子とサングラスをバスに置いてきてしまった。ギラギラした太陽光線に負けそう・・・・。
こちらは大統領官邸。大統領官邸ってもっと警備が厳重なイメージが。
ちなみに入口では、記念撮影可能。さり気なく立ってみた。衛兵の冷たい目線が・・・。別にあっち行けと言われる訳でもなかった。
こちらは国会議事堂。上部の時計、実は一般の時計とは逆に表示されている。ボリビアらしさを出したかったらしいが、時間が読みにくくて不評らしい。
ムリーリョ広場、とても鳩が多かった。
こちらはボリビア独立運動の先駆者の方でペドロ・ドミンゴ・ムリーリョ(Pedro Domingo Murillo)の像。スペイン軍に捕まり、絞首刑になったがその貢献に感謝し広場に名前が付き像もできた。
革命を起こした人間の末路は悲惨な事が多いが、それを行動した勇気は称賛に値する。それは今も昔も変わらない、立派な行為である。そういう人が居て、今の世界があるのである。少し感動する瞬間。
そして、次は「魔女通り」と呼ばれるリナレス通りに移動。
ブルハス市場 Mercado de las Brujas
住所:Melchor Jimenez, La Paz, ボリビア
民芸品等ラパス名物の買い物タイム。
こちらが有名な魔女通り。
こちらではハンモックが売っている。ボリビアデザインというか、いい色合いのデザイン。
お店が連なる。
ちなみに店頭でぶら下がっているのは、リャマのミイラだそうだ。。。
色んな小物類が売っている。しかし私は残金があまりないので見学のみ。
お土産に良さそうな柄の服やマットが並んでいる。
ズラッとお店が並んでいる。どこに入るかだけでも迷いそうな感じ。
ボリビアーノ!! 民族衣装に包まれたいい感じ。
パクリブランドのTシャツ。ウケ狙いにはこういうお土産がサイコー。
ラッキーストーンとかいうのがあって、それに興味津々の女子。
看板代わりかウォールアートがチラホラ見受けられる。
現地ガイドさん曰く「ボリビア人はボラないです!」との発言あり。本当??
買い物に興味がない人間にはどうでもいい場所。。。と言っては失礼か。
ラパス市内のスーパーマーケットにて
そこから近くのスーパーマーケットに向かう。
ボリビアらしきものが特には売っていなかった。
ちなみにこちらのスーパーマーケットでは、カゴはこうやって引きずる。後ろから見てて中々面白い。
こちらの真ん中のチョコレートがウユニ塩湖の塩を使っていて、お土産に向いているそうだ。しかし、1枚6ドルとそこそこなお値段がする。バラマキお土産にはちょっと厳しいお値段。
ラパスに来る飛行機で配っていた甘いコーヒー牛乳の元みたいな飲料。
特に購買意欲をそそるものは無し。
外は先程の豪雨の影響で洪水状態。下水道のしっかりしていない国ではゲリラ豪雨で大変なことに。坂道なので余計に。。。
道の反対側にバスが止まっているものの、そこまで渡り切れない水量。たまにビショビショ覚悟で道を渡る強者がいる。勿論ビショビショになっているが。
ラパスのゲリラ豪雨 動画
バスを別の場所に移動してもらい、なんとか乗り込む。
ラパス空港に着く頃には青空が顔を見せる。
–続く–
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