ポルトガル旅行記:5日目
阪急交通社ツアー「お1人様参加限定:決定版ポルトガル8日間」-2020年1月13~20日
美味しい料理にオブリガード!
シントラの街にて
ここはポルトガルの首都リスボンから車で約40分程の距離にある、昔ポルトガルの王宮があったシントラという街に来ています。世界遺産にも登録されている、美しい街でもあります。
シントラの街の入口的な場所の景色 動画
シントラの【TULHAS】で昼食を
今日の昼食はツアーには含まれておらず自由食という事で、各自に食事を取る事に。「ただドコでもいいので・・・だけど全然読めないメニューも・・・」と迷っていたら、ツアー参加者さん数名がこちらのお店に雪崩込んでいったので、ボクもご一緒する事に。
店内にはポルトガルらしい可愛らしい柄のお皿やアズレージョのタイルで、華やかに飾られている。
さて普段はツアーで決められたメニューばかりをレストランで食べているので、久々に自分でアラカルトを選ぶ事に。
ポルトガル語の他にもヨーロッパの言語など数種類で書かれていたメニュー。ポルトガル語でも直ぐにビールだけは理解できるのは我ながら流石と思った。左上の「Cerveja」とあるのがビールである。
簡単な料理で良かったけど、やっぱり観光地の人通りがある場所に面するレストランなので、そこそこにいい値段が並んでいた。
旅行先で美味しい料理を食べたい人にはいいかもしれないけど、ボクのようにあまり料理にはそこまで興味が無い人間としてはサクっと食べれてアルコールが飲めるだけでいいんだけども。
向かいに座っているこちらのお二人もボクと同様に、こちらに流れ着いた感じ。それぞれに考える事は同じで「ドコでもいいから食事をしたいけど、言葉が通じない外国だから、ちょっと心配・・・」って感じ。
右側のテーブルではアルコール好きが集まっていたので、赤ワインをボトルで頼んで早速酒盛りのご様子。
「では~~ポルトガルに乾杯~~!」って感じのテーブル。
酒飲みは料理よりもお酒さえあれば、満足するのである!
こちらではそんなグループに負けずに、ビール大で対抗する。こちらのビールは500mlで5€。
こちらは料理に付け合わせのオリーブの実。
こちらも料理に付け合わせのパン。ただし事前情報でポルトガルのレストランでは基本的にパンが出てくるが、それが料理の料金には含まれていない場合があるので注意と書いてあったし、ボクはパンを食べるとお腹が膨れてしまうのであえてパンは食べなかった。
「昼からビール大を飲むから、お腹が膨れるんだよ!」と、お酒を飲まない人からするとそう思われているんだろうな。。
料理が出てくる間、隣のテーブルと記念写真を撮り合う。こちらでは横浜からお越しのオジサンがトイレに行って不在だったけど、とりあえず向かいに座っている奥様と談笑しているシーン。
メニューには写真が無かったので、どれを頼んでいいのか分からなかったのでとりあえず隣のテーブルで頼んでいた料理と同じ物をオーダー。
なんて人任せな人生だろうと、我ながら思う・・・
こじんまりとしてレストランの店内。ポルトガルでは昼食や夕食は、日本に比べると遅めの時間帯にみんなレストランにやってくるようだ。逆に早く来ても開店していないお店もあったりと、俗に言う”ポルトガル・タイム”である。
そして隣に倣って注文した料理が、こちらの海鮮具がたっぷりと入ったもの。レモンの厚切りが添えられていたので、まずはそのレモンを搾って、スープに掛ける。
湯気が立つ、美味しそうな海鮮料理 動画
この料理には魚介系を色々と入れて、グツグツと数時間煮込んで作ったと思われる濃厚なスープがとても美味しかった。久々に海鮮料理を食べて美味しいと思った瞬間であった。こちらはそんな料理に入っていた海老ちゃん。
こちらはホタルイカよりも少し大きめのイカちゃん。
これまたいい味をしていたのである!
ただこの料理、人によってイカや海老の入っている量に個人差あって、対面に座る奥様の器にはそれぞれ山盛りに入っていた・・。
そんな山盛りのイカを食べ切れずに「ちょっと私の分も食べてよ!」と、お裾分けを貰うのであったが。
料理が出た後に、こちらのスマホカバーのような物が置かれた。
中にはレシートが入っていて3人分の合算表示だったけど、店員のお兄さんに言えばセパレート(別々)に支払い出来て、それぞれにお釣りもキチンとくれた。「LULA CAMARAO」と表示されているのが先程の海鮮料理で16.95€。
結局ビールと任意のチップも込みで、23€のお支払いでした。
シントラの街を軽く散策
昼食を食べて店の外に出ると、遠くの空が不穏な感じを運んできそうな黒い色をしているのが見える。しかし雨は降っていなかったし、まだ集合時間まで30分残っているし折角なのでシントラの街を散策してみる事にする。
階段を登った方がいいのか? 登らない方がいいのか? ちょっと迷う瞬間。。
こちらのお店の前には子供を背負ったパパさんの姿が見える。子供を担いでいるバッグは、あまりお目に掛かれないようなカバンっぽいタイプ。
テラス席で食後のコーヒーを味わうタイプでもないし・・・。
という事でいつものながらの”ブラ歩き”を選択。
っていうか、それしか選択肢がないんだけどね・・・
するとシントラの坂道の入口に、なにやら見た事のある帽子を被ってタバコをふかす女性を発見。
こちらの奥様は今回のツアー参加者で、唯一の喫煙者。見た感じの印象だと全然タバコを吸いそうな感じがしなかった奥様だけど、思いっきり世界遺産シントラの街でタバコの煙を吐いていましたね・・・。
こちらの坂道にはレストランなどが観光客を迎え撃つような感じで、軒を揃えている。
ただ既に昼食を済ませたボクにとっては、怖くはない道である!
シントラ・ヴィラの坂道を登る景色 動画
ヨーロッパの街では、こんな像のフリをした道化師が至る所に居たりするので、油断は大敵である。
坂道だらけの街に住んでいると、老後の生活は毎日階段を登らないといけないので大変そうだけど、こんな街で住んでいるとそれが当然の事なので、別にシンドイとは思わないかもしれない。
ヨーロッパの街ではこのように店頭に像が置かれている事が多いように思う。それも結構似たような像に見える気がするし。。
こちらの小さい窓の販売所では、ボクの大好きなお酒になったポートワインとジンジャのショットも飲めるようだ。よ~~く見るとそんなお酒の販売所で、ツアー参加者さんがお酒を飲んでいた。
さっきのお酒を飲むのもいいけど、これからシントラ王宮の見学なので、真面目なボクは珍しく自重する事に。という事で更に上を目指して登って行く。
こんな坂道の角に上手い事、家を建てているな~~と思わず感心してしまう。
ここを通る人は殆どが観光客のようだ。ただしこちらのお店は全然客引きをしない。マイペースで営業しているからだろうか。
こちらは長~~~~い滑り台のような手すり。子供だったら絶対滑りたくなるような手すりでした。。
更に上に登って行くけど、そろそろお店が途切れてきて、民家が増えてきた感じ。
お店のような看板が出ていたりするけど、一気に生活感が出てきた。
今回のポルトガル旅行ですっかり覚えてしまった「SANDEMAN(サンデマン)」のロゴマーク。最初はサンデマンではなく、サンドマン(砂男)だと思って勘違いしていたけど・・。
最初はスペインと似たような国だと思っていたけど、やっぱりちょっと違う感じがする。
「ありがとう」を意味するポルトガル語は「オブリガード」で、スペイン語は「グラシアス」と違うように・・・?!
街を見ていると、やっぱりアズレージョのタイル柄が一番ポルトガルらしさを象徴していると思う。イスラム教の国も同じようなタイルがあったけど、向こうは幾何学模様だった。ポルトガルではそこに絵を加えたのである。
結構可愛らしい服なども売っていたりと、街歩きが楽しくなるポルトガル。色使いが明るい特徴があるかのように思える。ヨーロッパでも温暖な地域にある国なので、そういった気候が国とそこで住む人々に影響を与えているのだろう。
あの絵の突起物はシントラ王宮の絵。あの突起物は何の為に2本造られたのか??
坂道に車を駐車するのは不安な感じがするけど、坂道が多い場所なので坂道で停めざるを得ないのだろうが。。
こちらの旗には「The Best View Of Sintra」と文字が入っている。絶景を求めるボクは、この旗に導かれるままに進むのであった。。
こんな旅はまた次回に続きます!
↓↓↓↓ポルトガル旅行記:初回↓↓
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