トマールのキリスト修道院でヴァスコ・ダ・ガマの彫刻を間近で眺める-ポルトガル旅行記29

ポルトガル旅行記:4日目

阪急交通社ツアー「お1人様参加限定:決定版ポルトガル8日間」-2020年1月13~20日

大航海時代の英雄

ここはポルトガルのトマールという小さな街にある、テンプル騎士団の跡を継いだキリスト騎士団が居城としていた場所。

 

キリスト騎士団の修道院跡にて

そして聖堂や回廊などを見学した後は、食堂や調理場なども見学します。

 

こちらはパンなどを焼いていた所の煙突。長年火を起こしていた跡が見える壁に、ススが付着しているのが見えます。

 

パンなどを焼いていたと思われる釜戸もこのようにある。

 

エルサレムの旧市街地で見た”最後の晩餐の部屋”と、似たようなアーチ状の柱が天井を支えている光景。聖地を巡礼した人がそんな部屋を見て再現したのかもしれない。

 

 

ミシャの回廊にて

こちらは1543年に完成したという”ミシャの回廊”と名付けられている場所。さっき焼いていたパンをここで人々に配布していたとか。

 

地下に降りる階段があったけど、残念ながら立ち入り禁止。乗り越えれそうな柵の高さだったけど、探検したい気持ちを耐える・・・。

 

そして短い間だったけど、ここでこのキリスト騎士団の修道院跡の見学は終了。トイレに行きます。

 

ポルトガルのトマール地区にある「トマールのキリスト修道院」内にある礼拝堂の建物を正面下から見た写真

トイレを済ませた後に、近くを散策してみたらさっき見えていたマヌエル様式の最高傑作とまで言われる聖堂の正面が綺麗に見える場所を発見。

 

この建物の中に先程見学した聖堂があるみたい。それを飾るこちらがマヌエル様式建築の建物。大航海時代に全盛だった建築様式は、船などに関係する装飾が多く用いられている。だから船に使われていたロープのようにネジネジになった装飾もあったりと、ポルトガル独特の建築様式であるマヌエル様式なのである。

 

ポルトガルのトマール地区にある「トマールのキリスト修道院」内にある礼拝堂の建物正面下に彫られている、ヴァスコ・ダ・ガマの像

そしてさっき上から見た時は全然分からなかったけど、このように近寄って見てみると顔や手がよく分かる。こちらの像は大航海時代の英雄であるヴァスコ・ダ・ガマ(Vasco da Gama)の像である。1497年7月に5隻の船団でリスボンの港を出航し、アフリカ最南端喜望峰経由でインド航路を開拓した人物として、ポルトガルの英雄となっている。往復で約1年2ヶ月に渡った旅は、出発した当初は約150人の乗組員もリスボンに到着した頃には1/3となる約50人しか残ってなかったという。

 

下を見るとトイレを済ませて、手持ち無沙汰にしていたのでここに来ればヴァスコ・ダ・ガマの彫刻が近くで見れる事を伝える。

 

マヌエル様式の最高傑作と言われる窓の景色 動画

 

ポルトガル側からすれば大航海時代の英雄であるが、そんな彼も途中に立ち寄った村などで食糧を強奪したり、村の人々を人質にして船に連れ込んでポルトガルに連れて帰ったりと、今の時代ではあまり尊敬はされない事もしている。

しかし今みたいにそれぞれの国の言葉が翻訳される時代ではなかったので、身振り手振りで時には強引な手を用いる必要があったんだろうと思う。

 

そんなポルトガル全盛期の面影が残る、トマールのキリスト修道院であった。

 

 

お土産物屋さんにて

さて修道院内にあったお土産物屋さんに、ちょっと立ち寄ってみます。

 

昔のキリスト騎士団達も葡萄畑を栽培し、そこで採れた葡萄からワインを作っていたみたい。

 

そんなキリスト騎士団の十字架マークがデザインされたワインが並んでいる。ワインは保存が効く水分であり、また赤ワインはキリストの血ともされていたので、修道士には付き物であった。

 

そんなお土産屋さんに置かれていたのは「タブレイロスの祭(Festa dos Tabuleiros)」と呼ばれる、このトマール地方で4年に1回開催される伝統的なお祭りの際に、使われるパンが取り付けられたトレイだという。

 

そのタブレイロスの祭というのは15世紀にスペインからやって来たイザベラ王妃が建てた修道院で、貧しい人々にパンを配り始めたのが由来だそうだ。こちらの王冠のようにも見える、花とパンが沢山飾られたトレイを頭の上に抱えて、街を歩くという。ちなみに次回は2023年7月に開催される予定だという。

 

2019年のタブレイロスの祭 動画

 


トマールでの伝統行事なども勉強して、修道院を出てバスに向かいます。外はすっかり雨模様。

 

キリスト騎士団の居城だったお城のようなイメージがあったけど、今ではすっかり名前の通りに修道院跡でした。

 

バスに乗り込み、次の場所に向かいます。このようにトマール郊外は緑が溢れていますね。

 

ファティマの街にて

すっかり雨は土砂降りになってきました。でもバスに乗っているだけなので、いくら雨が降ろうとあまり影響はないけどね・・・。

 


次の目的地ファティマの街までは、バスで約50分の距離。

 

次のファティマの街に着く頃には雨は止んでいるのかな?と思っていたけど、ホテルに着いても土砂降り状態・・・雨降りの中スーツケースを取り出します。

 

Cinquentenário ホテルにて

ここファティマは閑静な住宅街のような雰囲気の街。ここはポルトガルでもキリスト教の聖地とされている場所で、巡礼地としても人気なんだとか。

 

 

 

周遊ツアーでは転々とするホテル。すっかりホテルに着いてすぐに行ってしまう習慣として”ホテルのWi-Fiを探す”が見に付いてしまっているのであるが。。

 

Wi-Fiもロビーでしか使えないホテルもあったり、階によってWi-Fiが違ったりと様々。部屋でそこそこな快適にWi-Fiが使えるのであれば、それだけで充分幸せである。

 

一応バーもあったけど、だいたい部屋飲みするのでバーに立ち寄るというのも少ない海外。

 

 

ホテルの部屋の様子は??

部屋の中はそこそこに綺麗な感じに見える。さてとりあえず中に入ってみます。

 

部屋はあまり窮屈感もなく、そこそこ広く感じるし、窓があって開放感を感じれる。

 

こちらはゆったりとしたスペースのバスルーム。

 

一応バスタブが付いている。たけどバスタブってのも足を広げるには中途半端な大きさで、いつも浸かる時は膝をどう曲げようか思案するのである。。

 

ごく平凡なシャワー、水圧もあまり弱くはなく、かといってそんなに強い訳でもない。。

 

このホテルは4つ星だけど、最低限のアメニティーが置かれていた。一応2人分のアメニティーが用意されているが余ったシャンプーや石鹸を持ち帰っても、だんだんと余ってくるので持ち帰る事はしない。

 

外は相変わらず大雨が降っていた。一応スーツケースの隅っこにいつもは使わない折り畳み傘を持って来ていたので、これから街歩きの際に使用する事に。よく添乗員さんから”折り畳み傘は幸運の御守り”という、上手い表現の言葉を聞いたりする。折り畳み傘も雨が降らないと役に立たないけど、そういう表現をされると「折り畳み傘を持って来て良かった!」と思っちゃうのだろう。

 

さて夕食まで時間があり、近くにキリスト教の聖地とされているファティマの大聖堂があるとの事で1人見に行く事に。ちなみにこのファティマでは観光の予定は無いけど、後程添乗員さんがその大聖堂へ連れていってくれるとの事だったが時間が勿体ないので先に様子見をしてみる。

 

ホテルから一歩出ると、まだ雨は降っていたけど到着した頃に比べると雨脚はマシになっていた。

 

こちらはホテルの1階部分に併設されていたお土産屋さん。添乗員さんが「ここファティマはポルトガルでの聖地なので、キリスト関連グッズしかお土産屋さんには置いていませんよ!」と言っていたけど、実際にその通りだった。。

ただしキリストマニアにしたら喜ぶ街なんだろうけども・・・

 

到着したばかりの知らない街を1人で歩くのは、緊張感があるので楽しい。最近はすっかりハマってしまった。

特にパックツアーではホテルに着いた後は自由な時間が多いので、夜歩きが多くなってしまった。。

 

さてこちらがポルトガルでもキリスト教の聖地とされる、ここファティマの街でもシンボル的な場所となっている大聖堂です。

 

その様子はまた次回に続きます!

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