バルト三国旅行記:6日目
阪急交通社ツアー「バルト3国周遊 8日間」-2019年12月17~24日
タリンの日本庭園
エストニアの首都タリンの街で、旧市街地の観光を午前中に終えて、午後はフリータイムとなったのでちょっと中心部から離れたカドリオルク宮殿まで歩いて向かう事に。
タリンの街にて
こちらに見えるのは”ノアの箱舟”をイメージして造られた、プロテスタント派から派生したメソジスト派の教会。
この教会を目印に、トラムの路線がある広い通りから逸れて、住宅街の街に進む道に方向を変える。
この辺りは完全な閑静な住宅街で、お店などはなく邸宅が並んでいる場所。
それも庭が付いた敷地が広い家ばかり、ただしあまり生活感が無いというか、人通りも全然ないのでゴーストタウンのようにも思えるけど。。
窓が沢山ある建物、窓掃除だけで大変みたいに見える。。
ただしこちらの建物は廃墟と化していた・・・建物も手入れをしなければ、こういったように薄汚れてしまうのであろう。
そんな住宅街を進んで行くと、先には住宅が無くなり公園の入口みたいな景色が広がってくる。
こちらはカドリオルク宮殿のインフォメーション・センターの建物?! それともお土産屋さんのようにも見える。
カドリオルク宮殿/公園にて
このカドリオルク宮殿周辺は18世紀初頭にバルト海沿岸を手にしたロシア帝国のピョートルが、妻エカテリーナの為に別荘の宮殿と庭を造らせた。
そんなカドリオルク公園の入口に設置されていた郵便ポスト。海外旅行の記念に日本宛にポストカードを送る人もいるけど、ボクはまだ一度もポストカードを海外から送った事は無い。
バルト三国を訪れた季節が冬だったので、残念ながら木々には葉っぱが付いていなかった。だからちょっと寂れた感じにも見えてしまう公園。
インスタ映えスポット的なフレームも置いてあるが、そこで写真を撮る人影は無し。なのでボクだけが写真を撮っていた。。
このカドリオルク公園にスッキリとした雰囲気が漂っていたのは、こちらの水路が整備されていたように水があったから。水がある場所はマイナスイオンが出ているのかで、気分的に和らぐ。それは人類が進化の過程で水を本能的に欲していて、常に水を欲するように脳に刷り込まれているからかもしれない。
そんな公園を入った直ぐの場所にルイゲティク(Luigetiik)という、小さな湖が見える。湖の中央にはパビリオンもあるけど、残念ながらアソコまで向かう通路はなく、船で行くしかないようだ。
そんなパビリオンを眺める銅像を発見。こちらのオジサンはフリードリヒ・レインホルト・クロイツヴァルト(F. R. Kreutzwaldi)で、19世紀に生きた医師であり作家であったエストニア人。叙事詩「カレヴィポエク(Kalevipoeg)」を仕上げて、これがエストニア国民の叙事詩としてエストニア民族文化に大きな影響を及ぼしたという。
そんな銅像のクロイツヴァルトがここから眺めているのは、この湖ではなく、その遥か向かうにあるタリンの街、更にはエストニアの国全体なのかもしれない。
カドリオルク宮殿の庭にて
このカドリオルク宮殿まで、さっきの池の方を進みながら歩いていると、遠くに十数人の団体を発見する。よ~~く見ると黒い服を着た人がリーダーが添乗員さんで、我々のツアー参加者さん達を率いていた。フリータイムで特に行きたい所がない人は添乗員さんがこのカドリオルク宮殿まで連れて行ってくれるとの事で、それに付いてきた人達だった。
そんな宮殿の庭には、このようにちょっと不気味な口を開けた彫刻が設置されていた。
12月なので観光客の姿は殆ど見えない。それでも庭は綺麗に整備されていて、落ち葉なども落ちていない。
当時のロシア皇帝ピョートル大帝は、こちらにも多くの美術品を持ち運んできた。それらの美術品は今では展示されていて、美術館となっていて見学もできる。
庭の端には噴水のような場所があって、その段の上にはポセイドンの銅像も見える。しかし冬の時期はここに水が張ってないので、ちょっと寂れた感じになっているが。
ここのポセイドン像はイルカちゃんを踏みつけている、残虐な海の王様のようにも見える・・・・。
こちらではさっきの怪しい顔の彫刻が並んでいる。夏とかにはここから水が流れ出て、辺りには水が溢れる場所になっているのだろう。
庭越しにカドリオルク宮殿を望む。ちなみにこの反対側にある建物は一時大統領官邸として使われていた建物もある。
カドリオルク宮殿を眺める 動画
Googleマップを見ていると、近くに日本庭園があるとの事でせっかくなので訪れる事に。ただ午後の自由時間内の自分なりの予定では、あまり寄り道する時間がないので早歩きで向かう事にする。
日本庭園にて
カドリオルク宮殿の場所から5分程早歩きで歩いた所で、柵に囲まれた日本庭園らしき場所が見えてきた。
緑が豊富で綺麗に管理された公園。
日本庭園内の景色 動画
この日本庭園内は特に入場料とかも不要で、自由に入れる。庭園内には日本っぽい小さな橋や松なども見られる。
日本で見られる日本庭園とはちょっとテイストは違うけども、ヨーロッパ風の日本庭園。
ただ石造りの橋は全然違和感がなく、キチンと造られていた。
庭園内の雰囲気を味わう 動画
この日本庭園は日本人デザイナーによって2011年7月に、その一部が開園した。日本人が設計した庭園だけに最初は日本の植物などに限定して植えていたが、日本とは気候が違うタリンの街では思うように発育がしなかったので、現地の植物を織り交ぜて庭園をデザインし直したそうだ。だからちょっと日本で見られる日本庭園とは微妙にテイストが違うように感じるのだろう。
あまり日本庭でゆったりしていると、これから後の時間でゆとりが無くなるかもしれないので、そろそろ次の目的地に向かう事にする。
次の目的地に向かう途中にクム美術館を発見する。
こちらの美術館は近代的な建造物で7階建て。18世紀から今に至るまでのエストニアの美術品が展示されているようだ。
ただし美術品にはあまり興味が無いので、美術館は素通りする。そんな美術品よりも美術館近くに置かれていた、こちらのタンクのような設置物に気を取られてしまう。

見ようによっては猫ちゃんにも見えてしまうような・・・?!
タリン郊外の街を進む
さて昨晩地図などを見てルート作成した通りに、観覧車のあるショッピングモールを目指して歩く。
幹線道路をちょっと眺める 動画
オフラインのマップを見ながら街を歩いていると、段々観光客などが来ないような地元住民の住むアパートが連立する地域に入ってきた。
観光客など迷い込んでも来ない地域なのか、ボクみたいなアジア人が歩いていると地元民達からジロジロとした目で見られてしまう・・・。だけど特に声を掛けてくる訳でもなく、人見知りのようにも見えてしまうエストニア人。
さっきの住宅街とは違って、周りを見るとアパートばかりの地域。庶民向けの大きなベッドタウンのようだ。
ただアパートはそんな古そうには見えなかったので、ソ連から解放されて独立した後に造られたもののように見えた。
しかし知らない街歩きをする時に、スマホにオフラインの地図があるかないかで全然心強さが変わってくる。オフラインのマップがあると番犬を連れたような感じで歩けるのである。
ただしあまり地図を見ながら歩くのも、自分の五感を鈍らせる可能性があるので、方向だけを頼りに自分を信じて歩く。するとやっと遠くに光り輝く観覧車が見えてきて、ホッとする。。
するととても大きなショッピングモールが見えてくる。そんな大きな建物の上に観覧車が設置されているのである。
ただ目的地のショッピングモールが見えて緊張感が無くなったのか、急にトイレを催してきた・・・。「ショッピングモールまで我慢・・・」と思っていたけど、道路のこちらにガソリンスタンドが見えたので、そこに隣接されているショップに入りトイレを発見したので、そちらで用を足す事に。
日本庭園からこのショッピングモールまでは歩きで約30分で到着。
という事でやっとショッピングモールの中に入る。寒いタリンだったけど、着込んでいて30分も歩いていたので建物内に入ると汗が出てきた・・・。という事で、汗を拭きながら上に設置されている観覧車乗り場に向かうのであった。。
こんな旅はまた次回に続きます!
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