バルト三国旅行記:6日目
阪急交通社ツアー「バルト3国周遊 8日間」-2019年12月17~24日
夕暮れのタリン
エストニアの首都タリンの街で午後はフリータイム中。1人でカドリオルク宮殿とその公園内にある日本庭園を見物した後は、徒歩30分を掛けてタリンの街南東付近にある、こちらの大型ショッピングモールにやって来ました。
その目的はというと、建物の上に見えている観覧車です!
タリンの街にて
タリン旧市街地には中世の頃に建てられた教会などに高い塔があり、上の展望台から景色を眺める事も出来るのだけど、この冬の時期は寒いからかクローズしている所が多い。かといって新市街地に大きなタワーがある訳でもなく、ネットで探すとこちらの観覧車がまだタリンの街を見下ろせる事が出来そうなベストスポットと判断。
住所:Peterburi tee 2, 11415 Tallinn
ショッピングモールに足を踏み入れると、天井はドームのようになっていて透けて見える先に観覧車が見える。とりあえずエスカレーターに乗り、上に向かう。
日本ではあまり見かけないけど、playmobilのお店がある。一瞬レゴのお店と見間違いそうになるが。
こういうショッピングモールとかでは、なるべくエスカレーターを使う。エレベーターで移動すると、どんなお店があったりとか、どんな人達がいるかなどが見えないので。
「Skywheel」と看板が出ている。だんだんと観覧車に近づいてきているようだ。
この階のおもちゃショップには日本人には見慣れた玩具が売られていた。
「SWEETS KENDAMAS」という商品で、2010年にアメリカのミネソタで設立されたけん玉メーカーのもの。カラフルな玉部分のデザインと、意外と注目されない剣部分にも滑り止め効果のある特別な塗装を施しているという。日本国内の競技用けん玉よりも少し大きめのサイズで、世界標準のサイズで海外では人気メーカーだという。
更に上の階に登ると、観覧車の絵が描かれている。書かれている言葉が分からなくても、見ただけで分かるようになっていてとても親切である。高さは120m、1つのゴンドラに6人まで乗れて27個のゴンドラが設置されている。そしてここは3周してくれるのである。
こちらは観覧車のチケットで料金は10ユーロ。ただしここでは1周ではなく3周回ってくれて、12分間楽しめる。
タリンの観覧車に搭乗
観覧車乗り場には他に搭乗する人の姿はあまり無くて、空いていた。なのでチケットを購入すると直ぐにゴンドラに乗るよう指示される。
ゴンドラへの乗り場は3つあり、その1番に誘導される。その横に見えているのはこのショッピングモールのドーム型の屋根で、モールに入ってきた時に下から見上げていた天井である。
さてゴンドラが動き出します。あまり搭乗者が居なかったので、ボクを入れて3組だけで動き出します。
ゆっくりと上昇していく観覧車。この観覧車は冬は暖房がしっかりと効いていて、夏場は逆に冷房が効いて空調に関しては最新の設備となっているようです。
ゆっくり上がる観覧車からの眺め 動画
奥にはウレミステ湖が見えて、その手前には大きな駐車場を完備した別のショッピングモールと大型スーパーマーケットもある。ここはタリンの街でも東へ行く道路と南へ行く、タリンの動脈と言っても過言ではない位の道が交差する場所。交通量がとても多い所なので、こんな大きなショッピングモールがもう一軒並んで建てられているのである。
こちらの奥に光っている辺りがタリンの旧市街地である。郊外の街に比べて、旧市街地がこれだけ明るいのが見えるだろうか?!そして奥には大きなクルーズ船が停泊しているのも見える。
こちらの方角は西に面する。
夕暮れ前の幻想的な雰囲気の景色が見えて、1人ゴンドラの中で興奮する・・・
明るい時間帯に観覧車に乗るよりも、このように暗くなってきた時間帯の方が街が幻想的に見えて、余計に綺麗に見える。
観覧車一周をタイムラプスで撮影 動画
スマホの動画機能で”タイムラプス”という、取った動画を倍速表示する機能が付いているのでそれで撮影してみた。
その為に映像としては短いかもしれないけど、観覧車が一周する間は全然動かずにカメラを固定していないといけないので意外と疲れる。。
観覧車で3周も回るなんて、初めての経験。
動画も撮影したし、すっかり満足でここまで歩いてきた甲斐ありました!
観覧車に乗っている間にすっかり辺りは暗くなってきた。
せっかく来たのでショッピングモールを少し見学してみる。今日でタリンの観光とバルト三国での観光は終了なので、最後の晩飯時に被るサンタクロースの帽子がどこかに売っていないか探してみる。
するとおもちゃ屋で等身大のアイアンマン人形を発見する。手の平が光っていて、結構本格的な人形である。
「最後の最後までタリンを楽しみ給え!」と喋れたら喋っていたかもね。。
なかなか挑発的なM字開脚ポーズをしている、アパレル店の広告。よ~~く見るとつま先立ちしていたので、結構しんどいポーズだと思う。。
それにしても広いショッピングモール。こんだけ広かったら、どこかにサンタクロースの帽子が売っているハズと必死に探す・・・。
こちらの吹き抜け空間から、下の階を見回すけどそれらしき店は見当たらない。。
1階まで降りてくるもサンタクロースの帽子が売っているお店は見当たらない。こちらは文房具系のお店だけど、サンタ帽子は無し。
通路には今流行りの乗り物がセール値段で売られていた。長居公園をウォーキングしていると、たまにこういうのを使って走っている人を見かけるけど、こういうのを使うと足が退化していくハズ。
こちらのキックスケーターもなかなかいいお値段がするみたい。
先程上から見ていた吹き抜けの空間には、ハニカム構造のオブジェが置かれていた。これがクリスマスと関係しているかは不明。。
ヨーロッパの国では大人気のスシの看板が見える。だけど日本食はヨーロッパでは割高なイメージがある。
そしてやっとおもちゃのお店というよりかは、被り物とかがメインで置かれているお店を発見する。サンタコーナーにはこのような変装グッズもあったけど、ボクの顔のサイズとは合わなかったので帽子だけをチョイス。
こういったホラー系の被り物もあったけど、リアルなものだと捕まってしまうかもしれないので購入は控える。
こういう仮面をしてもツアー参加者さん達は年配の方々が多いので、このような仮面を付けて夕食会場に現れたら多分みんなに引かれると思うし。。
外はすっかり暗くなっていたので、観覧車のLEDが綺麗に光っているのが見える。
徒歩でタリン中心街まで戻る
さてショッピングモールを出たのは16時30分。夕食は18時からなのでホテルまで歩いても時間は間に合いそうだ。
という事で歩くのが好きなボクは、ホテルまで歩くとする。この辺りは車が沢山行き交うが、歩道を歩いている人はあまり見かけない。
ホテルまでは歩いて約40分程。タクシーに乗るという案もあったけど、それは歩く時間がない時だけ。節約の意味も込めて、歩きにする。
歩いていると、この車の通行量が多い道沿いにレクサスの販売店が見える。ただし今日は日曜日なのでお店は休みみたい。
レクサスのお店だけあって、駐車場には色んな形式のレクサスの車が並んでいる。
郊外は車社会のタリン。こちらではあまり自転車に乗っている人や歩いている人を見かけない。という事で黙々とホテルの方向に向かって、ひたすら進むだけ。
こちらには大きなカローラの広告が見える。海外に来てトヨタの広告などを見ると、何故かちょっとホッとしてしまう。
タリン郊外の道、人通りは少ないけど明るくて治安面に関しては不安を抱かない。
この辺りから路面電車も見えるようになってきた。
この路面電車に乗ったら早くホテルまで帰れるけど、ボクの頭の中の選択肢には”歩き”しかないのである!
タリンの街角で行き交う車などの景色をタイムラプスで 動画
ここでも車が行き交う様子をタイムラプスで撮影してみる。ただし数分間カメラを固定して撮影しないといけなく、ダイソーで購入したスマホ用簡易三脚をホテルに忘れてきたので、近くのゴミ箱の上にスマホを固定して黙々と撮影する。そんな怪しい日本人の姿をチラチラと、通りがかりのエストニア人が冷ややかな目で見ていたような。。
タリンと言えば観光客は殆ど旧市街に行くので、こういった郊外では全然観光客の姿は見かけない。
タリンの街角で再びタイムラプス 動画
次はこちらで路面電車の様子も含めて、再度タイムラプス映像の撮り直し。
こちらは寿司とワインが売りな「SUSHIMON」というレストランのようだ。バルト三国でもそこら中に寿司屋さんを見かける事が出来た。
ホテルに向かって歩いている途中に、何やら見かけた事のあるお店を発見。昨日の夜に出掛けた時に来たRIMIスーパーマーケットだった。昨日はリンゴのエコバックを探す為にフラフラと辿り着いた店だけど、こうやって昨日の行動が今日になっても生きてくるのである!
写真中央左が宿泊しているホテル、その右側に「Viru」と大きな文字で入っているのがホテルに隣接するショッピングモール。ホテルまではあと少しの距離にやって来た。
そうしてホテルに辿り着き、部屋で一休憩。こちらのサンタ帽子は3.60€で先程観覧車のあったショッピングモールで購入。最後の晩は楽しみにしていたバルト三国旅行のクリスマスを自分で盛り上げます。
こんな旅はまた次回に続きます!
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