クリスマスのカウナス旧市街地をのんびり散策-バルト三国旅行記-18

バルト三国旅行記:4日目

阪急交通社ツアー「バルト3国周遊 8日間」-2019年12月17~24日

リトアニア第2の都市カウナス

リトアニアはその国らしさを味わうというよりかは、日本の外交官だった杉原千畝氏のインパクトが強すぎてあまり他の事が頭に入らなかったような気がする。それと今回のツアーはバルト三国3ヶ国周遊なので、ゆっくりとそれぞれの国を見回る時間も無かったので、余計に印象に残りにくかったと思う。

 

カウナス旧市街地の観光

さてカウナスの旧市街地に入って行くと、道路は石畳になって路駐の車がズラリと並んでいます。

 

寒いけど雪は降らない12月。ヨーロッパの12月というと、もっと雪だらけでいかにもクリスマスっていう感じを楽しみに想像していたけど、温暖化の影響もあるのか全然バルト三国滞在時は雪は降らなかったね。。

 

日本に少し留学をした事のある現地ガイドさん。ただあまり日本語は流暢には話せないので、バババ!と日本語を畳みかけて喋っても理解できないと思うけど、こちらの奥様は普段日本人とお喋りするように矢継ぎ早に日本語をバシバシとぶつけていたね。。

 

こんな旧市街地の中にも、しっかりとストリップ・クラブの看板を見かける。

意外と大胆なヨーロッパ人である!

道の左右には雰囲気のある外観のお店が並ぶ。こういった景色は日本ではあまり見られないので、遠方に来たという実感を受ける。

 

聖ペテロ&聖パウロ大聖堂

こちらは15世紀頃に造られた建物という「聖ペテロ&聖パウロ大聖堂(カウナス大聖堂)」と呼ばれる、カトリックの教会。リトアニアでは最大の大聖堂という、こちらの建物。

 

現在の建物は17世紀頃に戦争の際に破壊されて、その後再建され、更に18世紀頃に改修された状態のもの。

 

キリスト教では鍵を持っているのが聖パウロ、彼が第一弟子とされていて、初代ローマ法王となっている。

 

なお大聖堂の中は見学が出来て、綺麗な内装になっているらしいが今回は内部の見学は無し。今までたっぷりと教会の内部を見てきたので、今更見た所で大きな驚きもない・・・。

 

レトロな街並みと、あまり派手な建物はなく古そうな建物が並ぶカウナス旧市街地。

 

カウナス市庁舎広場にて

ヨーロッパは12月は観光シーズンがオフなので、あまり街には他に観光客の姿はそこまで見られなかった。

 

カウナス市庁舎広場の様子 動画

 

ここはカウナス旧市街地の中心でもある「カウナス市庁舎広場」、向かって右側に見えるのが市庁舎で左側にあるのはフランシスコ派の教会である。

 

現地の子供達の集団が歩いていると、すっかりボクらツアー参加者さん達からは人気者になっている。それぞれが逸れずに付いてくるようにと、真ん中には黄色い太いチューブのようなものを持たしている模様。

 

市庁舎広場の中心には、大きなモミの木がクリスマス仕様で飾られている。

 

こういう地面に置かれている銅像を見ると、大道芸人が銅像に扮しているかもしれないと思って、思わず警戒してしまうボク。。

 

旧市街地の中心部の広場だけあって、多くの出店が広場を取り囲んでいた。

 

こちらが”白い白鳥”とも呼ばれていたという旧市庁舎。現在は博物館になっていて、その歴史は15世紀に遡るが今見られる建物は18世紀頃に再建されたという。

 

クリスマスツリーの装飾も国や場所によって、それぞれ違うのが面白い。こちらの木にはフワフワでカラフルなオーナメントが沢山取り付けられていた。

 

こちらはクリスマスムードのある形をしているロウソクを販売している。家に仏壇が無ければ、ロウソクなんて使う機会は殆どない。

 

そんな広場で象徴的な旧市庁舎の塔とクリスマスツリーが入る所で、早速記念撮影を行う奥様。こちらの奥様は旅行で知り合って仲良くなった友人とツアーに参加していました。ツアー参加者さん達に話を聞いていると、結構旅行で一緒になって仲良くなって、その後一緒に旅行に行ったりという話をよく耳にする。

 

壁がグリーンに塗られているのも珍しいと思う。レストランっぽいね。

 

広場沿いには年季の入っている建物がズラリと並ぶ。

 

この広場で特に長居をする訳でもなく、先を進んで行きます。

 

奥に見える大きな塔は「ヴィタウタス大公教会」と呼ばれる、15世紀頃に建てられたゴシック様式の教会。ヴィタウタス大公はポーランド・リトアニア連合国が結成された後の時代に、リトアニア公国として最大の領地を誇った時代の君主。

 

ペルクーナスの家にて

こちらの赤レンガの歴史ありそうな建物は通称「ペルクーナスの家」と呼ばれるもの。ペルクーナスとはバルト地方では雷の神とされている。

 

建物内の壁にはペルクーナスの壁画があったという。廃墟となっていたこの家は19世紀に再建されて、劇場や学校として使われていた。ポーランドとリトアニア、両国で有名な詩人であるアダム・ミツキェヴィチもここに出ていたという。

 

カウナスの旧市街地にあった、駐輪設備のようなもの。ヨーロッパの街ではアジアとは違い、あまり自転車は見られない。

 

このように引っ掛けて駐輪するシステムみたい。ただしロックは無いので、自分のチェーンで固定して防犯しないといけないようだ。

 

再び市庁舎広場にて

ペルクーナスの家を外から見た後は、再び市庁舎広場に引き返す。

 

こちらにはクリスマスマーケットに付き物のメリーゴーランドがあったけど、自動では動かずに手動で動くみたい。そんなメリーゴーランドに子供達が群がっていた。

 

メリーゴーランドと戯れる現地の子供達 動画

 

この広場で写真撮影タイムという事で、少々のフリータイムに。

 

それにしても一晩中は充分に燃えてくれそうな大きなロウソク。

 

さっき記念写真を撮っていた奥様のマネをして、さりげなくフレームインする男。。

 

ただあまり暗くもなく、そこまでクリスマスムードも出ていないように感じるカウナスの旧市街地にある広場。。

 

あまり自分の写真を撮るつもりはなかったけど、近くにいたある奥様から「写真撮ってあげるよ!」と何回も言われたので、そのご厚意に甘えて記念撮影。

 

それにしても大きいクリスマスツリー、とてもじゃないけど上までよじ登れなさそう・・。

 

カウナス12月の市庁舎広場らしさが凝縮した1枚。ちなみに真ん中の銅像の人物は1921~1931年までの10年間、ここカウナスの市長を務めた「ジョナス・ヴィレイシス」(Jonas Vileišis)。彼の市長時代にカウナスは急成長したのである。

 

クリスマスを楽しむ、クリスマスの帽子を被った現地の若者達。ツアー参加者さん全員にクリスマス帽子を配った添乗員さんは、こういう感じの”クリスマスを満喫する集団”にしたかったのだけど、ただ帽子のサイズが小さすぎてあまり帽子を被る人が居なかったな。。

 

こちらの黄・緑・赤の旗はリトアニアの国旗。この3色はアフリカ大陸の国で多く使われる”汎アフリカ色”と呼ばれる組み合わせで、ヨーロッパの国旗としては珍しいという。それぞれの色の意味合いは黄色=光輝く農地緑色=自然赤色=国の為に流された血とされている。

 

そして写真撮影タイムが終了すると、カウナスを後にします。

 

先程外観を見た聖ペテロ&聖パウロ大聖堂の扉が開いて、何か作業中の様子。

 

奥の建物の壁にも、面白い絵が描かれている。下手に企業のCMなどの絵が描かれているものよりも、遊び心があって面白いと思う。

 

こちらは色んな街に設置されている、ハッシュタグ&都市名アルファベットのオブジェ。

 

バスまでの帰るルートでは無かったけど、この写真を撮りたかったので1人だけ走ってきてこの場所までやって来た。奥に見えるのはカウナス城で15世紀に再建されたものだけど、この城についての説明は全然無かった・・・。

その都市を代表する城の案内が全くなかったカウナスでした。。

こちらは公衆トイレの男性用小便器。便器というよりかは、普通の流し台みたいにも見える。人によってはこのようなトイレは横から丸見えで恥ずかしがって、大便器を使う人もいるけどボクは現地らしさをそのまま楽しみたいのであえてこちらで小便を済ませる。

 

バスが待っている場所まで戻るのに、最初に見たこちらの建物の絵が目印となった。

アートの素晴らしさを感じる瞬間でしたね!

こんな旅はまた次回に続きます!

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