【神秘のペトラ遺跡&死海&聖地エルサレム巡礼旅】4日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年8月23日~30日
「死の海」に向けて進む!
ヨルダン&イスラエル旅行4日目の朝。今日は朝の4時30分頃に目が開き、その直後にアザーンの音が聞こえてきた。近くにあるモスクとは反対側の部屋でもこれだけ聞こえてきたので、モスク側だったらもっと大きく聞こえていたのだろう。その後二度寝するもモーニングコール前に目が覚めて、朝食開始の時間までホテル周りを散策する事に。
ペトラの街で朝の散歩!
せっかくなので朝の街を散歩してみる。ここヨルダンは治安がいいらしいので、朝はどんな感じか確かめてみる事にする。ホテルを駆け下り、暗いフロントいたホテルのお兄さんに「サバハラヘェ~~ル!」とアラビア語で挨拶する。一応通じたみたいで、挨拶を返してくれた。
ヨルダンの朝は・・・ 動画
アザーンが鳴らない時は静かなペトラの朝。車もあまり通らない。近くの空き地には鶏が数羽いて、こちらを警戒して姿を見た途端逃げ出したので、とりあえず後を追いかけてみた。
逃げる鶏を追いかけてみる 動画
8月のヨルダンだが、朝は全然暑くもないし半袖シャツで歩いていても全然肌寒くもないし、ちょうどいい感じの気温。ず~~っと日中もこれぐらいの温度であれば、ヨルダンでの観光は楽なんだけど。。
朝6時過ぎはあまり歩いている人が居ないので、特にアジア人が歩いているからか、現地民からは変な目で見られた・・・。
世界の宗教の割合では、約2割をイスラム教徒が占めている。ただイスラム教は女性に対してはあまり認めてられていない事が多く、死後に天国に行っても男性は永遠に天国で生き続け美女との贅沢な暮らしが出来るらしいが、女性は死後天国でどうなるかはコーランには記載がないという。フェニミストからすると”男尊女卑”とかいう批判対象になるかもしれないけど、イスラム教徒曰くは「差別ではなく、区別しているだけ」だという。
このミナレットからあの騒音レベルのアザーンを流していたと思われる。昔の伝統を守るのはいいけど、今はどこの家庭にも時計はあるし、スマホにも時計機能が付いているのであのアザーンはもう形骸化しているのではと思ってしまう。伝統を大事にするのであれば、拡声器を使わずに実際に人間が大声を出して知らせればいいのに。そうすれば騒音は防げると思う。
ホテルで朝ご飯を!
さてホテルに戻って、砂がちょっと付いた足とサンダルを洗ってから朝食会場に向かう。
このホテルは連泊だったので、朝食のメニューはあまり変わっていないように見える。
昨日はポテトもあったけど、ソーセージのみのようだ。
ポテトもあったけど、すり潰されたマッシュポテトのようだ。できれば固形の料理を食べたいのだが。。
こちらでは鉄板で何か調理してくれるみたい。
こちらのお兄さんが卵を使ったスクランブルエッグを調理してくれていたね。
あまり野菜っぽいのが無かったので、ソーセージを多めに取ってみました。水代わりに”味の薄い”牛乳を選ぶ。
コーヒカップが綺麗でしょ?!昨日はちょっとこぼれちゃったけど、今日はちゃんと昨日の反省をして上手く入れれました。ちょっと濃いめのエスプレッソを2回分入れたのでカップにギリギリ。
こちらは隣の女の子の朝食。どうも朝は小食のようで、あまり食べないんだそうだ。
ペトラ遺跡に来る前はこれを見たら「あのインディージョンズの映画で出ていた有名なヤツ・・!」と思っていただろうが、実際にペトラ遺跡を見学してみると「これはエド・ディルです!」と言えるようになった。
これでまた一段と人間として大きくなれたハズ!
バスに乗っていざ死海へ向けて出発!
今朝は朝7時30分とちょっと早めに出発です。
ペトラの街とはこれでさらばである。希望を言わせてもらえると「ホテル位は観光客向けにアルコールは置いてて欲しかったね」。ヨルダンにビールが無いのならいいのだが、ちゃんと”ペトラ・ビール”というクラフトビールがあるんだから。。
このペトラという街も今ではほぼ観光に依存した街。だからもう少し観光客の立場になってみて物を考えてみてもいいのではと思うけど、イスラム教徒はイスラム教の教えも守らないといけないしな。。
ペトラの街を車窓から眺める 動画
こちらの国も交差点はなく、円形交差のロータリーがある。海外ではこの円形交差を多く見かける。
死海に向かう道の景色 動画
途中、ちょっと小用でバスが止まる。車内で待ってても退屈なので外に出て周辺の様子を眺めてみる事にする。
この辺りは完全な荒野になっていて、人の気配は一切ない。
こういう所で、もし置いていかれたらさすがに生きていける自信はないな。。
ヨルダンの幹線道路脇からの景色 動画
辺りには走っている車のタイヤがバーストした跡だろうか?ゴミだらけであった。。20世紀の人類の急成長による最大の弊害はゴミ問題である。海外に行くと平然と誰も居ない場所にゴミが投げ捨てられている光景をよく見かける。とても残念な事だ。
辺りには送電線が多い、この近くで発電でもしているのだろうか?
1回目のトイレ休憩!
まずは約2時間バスで走った所で、1回目のトイレ休憩です。何か見た事のある外装の建物・・
一昨日、ネボ山からペトラに移動する時に寄ったお店だった。
こちらのマグネット、よ~~~く見れば「ファインディング・ニモ」のキャラクターのようなお魚のものがある。この魚はヨルダンと何か関係というか結びつきがあるのかな?!
この後訪れる聖地エルサレムではキリスト関連の場所を周る予定。この中にもあるキリストが”最後の晩餐”を食べたその場所にも行くとの事。ただし添乗員さん曰く「その場所を見学しても、それに気づかない人がたまにいる・・」らしい。その理由は・・・・またこのブログのその回でお伝えします。
この辺りのエリアはモザイク画が多い。でもあまり興味を示している人はいなかったけど。。
こちらのメタリックのお皿に”ローマ法王オジサン”が惹きつけられていた。2枚買えばちょっと安くなるらしくて、意外とギリギリの最後までどれにしようか迷っていた。
こういった工芸品もありきたりなので、イマイチ惹かれない・・・。
こちらのチェス盤はいい味を出していた。でもチェスのルールは知らないし、その以前に将棋のルールすら分からないので、とてもじゃないけど買えません・・・。
買うならこういった絵もいいかもしれないけど、部屋のイメージに合うかも大事。絵はいいけど、持って帰っていざ飾ろうかと思って取り付けたら、部屋のイメージに合わなかったとか結構ありそう。
こちらの高い場所に飾られているのは売り物かは分からないけど、ちょっといい値段しそうな感じ。
迷いに迷っていたけど、何とか気に入るお皿が見つかって嬉しそうな顔をしている”ローマ法王オジサン”。「せっかくヨルダンに来た記念にね!」と言っていた。
再びバスに乗って移動する
バスに戻ると、今回のヨルダンとイスラエルは出国する際に”出国税”と呼ばれる費用がかかるのである。ヨルダンは15ドル、イスラエルは55ドル。「先にまとめて70ドルを回収させてもらいます、ハイっ!」との事で、走るバスの車内で膝立ちをしながら皆さんからお金を回収する添乗員さんの後ろ姿。いくら丁寧な添乗員さんといえども、バスの車内で膝立ちする人は初めて見た。確かに揺れる車内を移動するにはこれが合理的なのかもしれないが。
よく”地球の迷い方”と揶揄される事の多い「地球の歩き方」。今回はヨルダンとイスラエルでそれぞれに分かれているので2冊必要なのである。でも周りを見ていると結構持って来ている人が多い。
そろそろ海抜が0m付近の場所になってきた。「海抜0mの場所」って言われても全然実感しない・・・日本なら水害が多いだろうとか思うけど、全然雨が降らないし近くに川や海もないので。。
雨がとても少ない地域だけあって、どうも砂っぽい街並み。逆に水が豊富にある日本で生まれた事に感謝する。日本人はこまめに洗車する人が多いけど、こちらでは水が大事なので基本洗車はしないとか。
ヨルダンのとある街の景色 動画
海抜0メートル地点の記念碑で休憩
ここが海抜0メートルの場所。一応記念碑が立っているけど、周りの様子を見ていると「だから何なの??」という顔をしていた。バスの車内で気持ちよく眠っていたところを起こされて、ちょっと不機嫌になっているのかな?!
ここは海抜0メートルの場所で、ここから死海に向かって段々と下に降りて行く。ちなみに死海は海抜マイナス390メートルの場所にあるのだ。
添乗員さんが「お写真お撮りしますので、ハイっ!」って声を掛けたけどあまり反応は無かった。。
そんな海抜0メートルの記念碑に摑まる男。もし洪水が来たらこの記念碑の上に避難したら、その被害を免れる確率が少しだけマシになるかもね?!
とりあえず写真を撮っておく派と、イラナイ写真は撮らない派に分かれた海抜0メートルの地点でした・・・。
ヨルダンの看板などは、昨日のペトラ遺跡の案内板でもそうだったけど、車会社などのスポンサーの協力があって造られているようだ。ペトラでは現代自動車(ヒュンダイ)のマークが付いた説明板があったし。日本のトヨタやニッサンのロゴが入った看板は見かけなかったな。。
こんな様子はまた次回に続きます!
↓↓↓↓ヨルダン&イスラエル旅行記:初回↓↓
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