オスマン帝国の支配下にあったサラエボ旧市街は、その名残の建物が目立つ-バルカン半島旅行記39

【バルカン半島周遊6ヶ国】6日目

【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年5~6月

旧市街地でフリータイム?!

 サラエボの旧市街地にて

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボにて、旧市街地の観光。

 

しかし天気があいにく悪くなってきて、雨が降ってきました。こちらは若い女の子達がたむろって水タバコなどを吸っていて、何とも悪い感じの雰囲気を受けました。

 

この辺りはトルコ風の建物が並んでいる地域。

 

観光中に雨は降って欲しくない。というのも傘を持って来ていないし、差すつもりもないんだけどね。。

 

こちらの赤いバルーン人形は、内蔵されているモーターで風が送られてコミカルな感じで動いていたが、残念ながら動画を撮り忘れたので静止画で。。

 

雨が降ってもカフェのテント下でくつろぐ観光客の姿が見える。

 

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの伝統手芸ならではの模様が入ったバッグなどが陳列されている。

 

この辺りは完全に観光地でカフェやレストランやお土産物屋がズラリと並ぶ。

 

 サラエボの旧市街地の様子 動画

 

どこかの高校生の社会見学のような団体と出くわす。

 

そこそこの雨が降っているが、この写真を見て分かるようにあまり外国人は傘を差さない。というか外国人は普段からあまり傘を持って外を歩かないだけなのかも?!

 

こちらの通りには金銀細工の貴金属商品が並ぶお店がズラリ。

 

この辺りではガイドブックにも載っていた紛争時の薬莢を再利用したボールペンなどが売っていた。

 

 バシチャルシャでフリータイム!

この水飲み場のある広場が中心となっているのが、サラエボの旧市街地の職人街。

 

ここの場所で解散し、約40分のフリータイム。集合場所もこの水飲み場の前に。

 

ただまだ雨が降っていて、簡単には止みそうにない空色。女の子が可愛く走っていたが、理論的には歩こうと走ろうと雨が体に降りかかる量は一緒だそうだ。

 

特に買いたいものも無いし、カフェに行ってコーヒーを飲みたいとも思わないけどとりあえずフリータイムは楽しもう。

 

奥側にも路面電車が走っている。

 

とりあえずどうしようかと雨宿りする人々。

 

オスマン帝国時代を記念する記念碑?!

 

何ともレトロな感じの時計。しかもあまりその位置が高くないのが、何とも言えない”いい感じ”である。

 

何も考えてなかった自由時間、あるなら日程表に記載してくれていれば前もってどこに行くか調べたのに。とりあえず写真をまだ撮れていなかったラテン橋付近に向かう。

 

こちらのミャリツカ川沿いの建物も年代物。ひょっとしたら1914年に起きたサラエボ事件の時には建っていた建物かも?!

 

こちらがラテン橋でオスマン帝国時代に造られた橋とされている。18世紀後半に起こった洪水により損傷を受けて再建された。

 

ラテン橋の説明板。

 

今の時代も何気に通れるラテン橋。

 

橋はこのようにアーチ状が一番頑丈なのだとか。

 

ミリャツカ川は穏やかな川。ただ川幅が広く、大雨が降った時には流れる水の量が大幅に増えそうな感じもする。

 

 ラテン橋&ミリャツカ川の様子 動画

 

まだ小雨が降っているが、街は平和そのもの。

 

とりあえずラテン橋を渡ってみる。オスマン帝国時代に造られてから、どれぐらいの人がこの橋を渡っていったのだろう・・・と思うと感慨深くなる。

 

このミリャツカ川はサラエボを象徴する川。

 

そんなラテン橋の上で1人、はしゃぐ男が見える・・・。

 

「雨ニモ負ケズ・・・・」1人楽しむ男。。

この辺りには色々と見所のある建物があるようだ。とりあえずいつもの如く、何も考えずに歩き回ってみる事にする。

 

フリータイムでとりあえずこのラテン橋に来ているツアー参加者の人も見かける。いきなりフリータイムって言われてもどこに行っていいのか?分からない。。皆、考える事は同じようだ。

 

サラエボの旧市街地を代表するこの場所。

 

オーストリア皇太子夫婦が暗殺された場所の写真が飾られていた建物は博物館になっているようだ。

 

とりあえずミリャツカ川の反対側を散策してみる。

 

こちらにはホテルが何軒もあった。

 

こちらの建物の入口には緑色のトルコの国旗が掲げられていた。

 

こちらはツァレヴァ・モスクと呼ばれていて、オスマン帝国がボスニア・ヘルツェゴヴィナを支配して最初に建てられたモスクとされている。

 

中庭には噴水もあった。ただモスクというよりはホテルのように感じた。

 

そして道を奥に進んで行くと大聖堂のようなものが見えてきた。こちらが聖アントニウス教会と呼ばれるもの。

 

アパートのような、ホテルのような建物。グーグルマップでは修道院となっているけど。

 

とりあえず何も考えずに歩き回っていると、地元のオジサンにジロッと睨まれる。人通りがない場所で睨まれたので、一瞬緊張感が走る!

 

そんな緊張感を持って歩いていたら、その緊張がほどける景色が見えた。日の丸である。

 

たまたま歩いていたら、日本大使館に辿り着いたのである。

 

脇のガラス掲示板に収められている物が見えるが、何とも中途半端な感じだった。。

 

そういえば日本大使館って、まだ入った事が無い。どんな所か、試しに入ってみればよかった。。

 

日本からとても遠いボスニア・ヘルツェゴヴィナで見た日の丸。守衛さんと目が合って、ニコッと笑ってくれたので寿司キーホルダーをプレゼントしようとしたら「ノー、ノー」と拒否された。どこかの国境での入国管理官とは全然違う対応だった。

 

この辺まで歩いてきたけど、まだまだ自由時間が余っている。あまり奥の方にまで進んで戻って来れなかったら困るので、中心部へ引き返す。

 

こちらの大きい建物は政府機関のようで、建物の前には守衛さんが警備していた。

 

再びラテン橋を渡って、オーストリア皇太子暗殺の場所を通る。ここはいつも観光客が群がる場所。

 

トルコ風街並みのある方向へ向かう。

 

さっきも前を歩いた、元ハマム跡の建物に入ってみる。

 

ハマム跡の建物は、中に入ってみると意外と綺麗。そして明るい。

 

外とは一段下がっているので、この付近が浸水したらこの建物の中は水浸しになるだろう・・。

 

中には色んなお店が軒を連ねている。しかもそれぞれのお店は明るくて、それに全然客引きをしてこない。それどころか、休憩しているような様子に見えて本当に商売気があるのか?と心配になる位。。

 

トルコはチャイ(お茶)をこういったグラスで飲むし、トルココーヒーも有名である。

 

チャイ(お茶)・セットも旅行気分で買うにはいいけど、帰ったら日本の急須が一番シックリくる。

 

一度は体験してみたいハマム(大衆浴場)。なかなかツアーではこういった場所に訪れるのが難しいので。

この様子は次回に続きます!

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バルカン半島周遊6ヶ国旅行記-1 準備編
トラピックスのツアーで訪れたバルカン半島周遊6か国旅行記。バルカン半島ってどんな国があるの???行く前に軽くお勉強を!

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