日本で最古の石橋”眼鏡橋”で近くにあるハート形の石を探す-長崎旅行記2

【甥っ子ちゃんとの長崎旅行】1日目

【個人旅行-スカイマーク便】2019年8月5日~7日

 長崎に到着!

長崎空港に到着し、長崎市内へは空港から出ているリムジンバスに乗り込み向かいます。その途中には長崎の市電が見えます。お菓子屋さんとのタイアップしているデザインに塗られていた車体。ここでこのデザインを見たからか、最後帰りの長崎空港でこの「クルト」というお土産を購入する事になるのである。

 

ここでは係員が手動で路線の切り替えを行っていた。

 

長崎駅まで行っちゃうと行き過ぎるので「中央橋」というバス停で下車する。

 

長崎市内に初めて足を踏み入れる。しかし大阪も暑かったけど、長崎もめちゃくちゃ暑い・・。日差しがとてもキツく、チリチリと肌が焦げるような感じ。。

 

まずはホテルに行って、チェックインにはちょっと早いけども荷物だけ先に置く作戦。この先のアーケード内にあるようなので、少しは暑い日差しを逃れる事が出来るので好都合だ。

 

この川は中島川という川で二級河川。この川には沢山の橋が架かっていて、1600年代後半に架けられた橋が多い。ただ1982年に起こった「長崎大水害」で江戸時代から残っていた橋が流出したり、半壊したりしたという。

 

暑い日差しを遮る為の日傘が必須なオバサマ達の姿が見える。

 

 ホテルでまず荷物を預ける

こちらが宿泊する「ホテルフォルツァ長崎」(HOTEL FORZA NAGASAKI)。この周辺は結構アーケード街になっているので、雨が降っても大丈夫だし、こんな夏も直射日光が当たらないので意外といいホテル選びだったかもしれない。

 

 

 

そんなホテルの前にある腰掛けで一休憩する甥っ子ちゃん。しかしこの旅もまた過酷な旅になる事を露も知らないのである・・・。

 

さて荷物をホテルに預けて、甥っ子ちゃんが作成した予定表に基づき近くにあるという「眼鏡橋」に向かう。

 

すると先程の川、中島川に出てくる。

 

するとまず見えたこの橋は・・・・眼鏡橋ではなく「袋橋」。ただ観光客らしき人が右に向いて写真を撮っていたので、目的の物は右側にあるものと推測する。

 

その写真を撮っていた人がいた場所に立って、見ていた方向に目をやると目的のものが見えてきた。あれが「眼鏡橋」である。

 

甥っ子ちゃんもちょこちょこ写真を撮っていたが、ボクの写真の量にはまだ敵わない。甥っ子ちゃんはこうしたような人の横顔を撮ったりはしない。というか、殆どの人はそういう写真を撮らないみたいだ。でもボクはその場の様子を残したいので、そういった写真も積極的に狙う。

 

 眼鏡橋にて

こうやって見ると「眼鏡橋」と付いた名前の所以がすぐに分かる。

 

早速長崎の名所で記念撮影を撮る甥っ子ちゃん。今回は現地でのスケジューリングを甥っ子ちゃんに丸投げしているので、彼は予め色々と長崎を調べてきている。だけどまだ中学生なので佐世保も行きたいし、雲仙も行きたいし、島原の方も行きたいとめちゃめちゃな要望ばかり投げかけてくる。。2泊3日ではとても周り切れない位の訪問地を送ってきた・・・。

 

甥っ子ちゃんに写真を撮ってもらうも、他人の写真には全く興味が無いようだ。能無しの人間がよくやる「ただ言われたから撮っただけ!!」というヤツ。 こういう名所ではその景色を入れつつ、被写体になる人物もいい感じに入れつつ写真を撮らないといけないのだが思いっきり橋と被っている。この後、ボクから何度も口うるさく”教育的指導”を入れられる甥っ子ちゃんでした。。

 

この袋橋は、橋が架かった時期や架けた人が分かっていないが江戸時代の物とみられる。こちらの橋も1982年の大水害の際にアーチ部分を残して、崩壊してしまったのを再建したもの。

 

そして本命の眼鏡橋に寄る。この時気温が35度くらいあって、スマホで主に写真撮影をするのだけど、だいぶスマホが熱くなってきた。。

 

川の付近だから、これでもちょっとは涼しいハズなんだけど近年の暑さは留まる事を知らないようだ。

 

ここの桜の木は八重桜の一種のようだ。どうもヨーロッパに行ってから、日本に帰ってきた木のようだ。海外旅行した”先輩”に軽く挨拶をする。

 

春の時期はこの桜もいい感じに咲くようだ。説明によると「芍薬」のような匂いがするとあるけど、芍薬の匂いが分からない・・・。ちなみにシーボルトは愛犬に「サクラ」という名前を付けたそうだ。なお、オランダにあるシーボルト博物館にはその愛犬の剥製が飾られているそうだ。。

 

眼鏡橋のふもとの川には魚が結構いるみたい。

 

この中島川に架かる橋の説明がある。それにしても細かい間隔で橋が多く架かっていた印象がある。

 

眼鏡橋のふもとに寄ってみる。この眼鏡橋も1982年の大水害で被害を受けたが、その時に今ボクが立っている付近にはスロープを設置していたが、そこにたまたま階段跡が出てきたのでその後は階段に改築したようだ。

 

上では甥っ子ちゃんがチョコチョコと動き回っている。それぞれに写真を撮るポイントも違うし、興味を持つ事も違うので現場ではお互いフリーにフレキシブル(柔軟)に動く。

 

この向こうの橋辺りでは川辺まで降りれるようだ。何人か川辺に立っている姿が見える。

 

ボクが小学生だったら、この下にある岩場に何としても行きたいだろうな。水位は低い川だし、飛び込んでここまで来ていただろうと勝手に想像してみる。

 

そうしてやっと眼鏡橋の上に立つ。甥っ子ちゃんは早々と眼鏡橋に見切りを付けて川辺に降りている。遠くに行くと小さくて見分けにくい甥っ子ちゃんだけど、ボクがあげた赤いエミレーツ航空の帽子を被っているので、それが目印になった。

 

眼鏡橋の上に立って、上流の北東の方角を眺める。1982年の大水害の後は、近くにあった住宅などを立ち退きさせて護岸工事を行ったそうでそれまではこのように水辺の小道もなかったようだ。

 

眼鏡橋はこういったようにアーチ状になっている。橋の設計ではアーチ状が一番強度があるようなので、こういったアーチ状の構造の橋はとても多い。ただしこの眼鏡橋は車両の通行は禁止されている。

 

この眼鏡橋は1634年に興福寺の2代目住職となった、中国から来た僧侶「黙子如定」が中国から技術者を呼び寄せて架けさせたもの。それまでは水害の度に流れていた橋も頑丈に造られ、1982年の大水害の時も他の橋に比べると損傷が少なかったという。

 

この護岸にはハート形の石が埋められているそうだ。画面左の方に女子が自撮りをしている様子が見えたので、あの辺りかと予測を付ける。

 

こちらの橋は近代的なもので、その下には足場が付けられていて石を渡って川を横切れる。

 

ちょっと遠くでこちらのカメラに気付いて、ピースをする甥っ子ちゃん。ただしスマホではあまり遠くのズームには弱いので、そのピースサインが全然見えない・・・。

 

下まで降りてみると、意外と川は深そうで膝上まではありそうな高さ。だれか、この足場から落ちる人が居ないか、少し楽しみにしていたけど川に落ちる人は居なかった。。

 

まだ女子が自撮りをしていた、間違いなくあの場所にハート石があるハズ。それにしても女子はハートが好きである。

 

川には鯉が泳いでいて、川に設置されている足場付近に寄ってくる。

 

恐らくその足場に立って餌をあげる人が多いからか、足場に人が立つと寄ってくるようになるみたい。

 

こちらは先程女子が自撮りに夢中になっていた”ハート形の岩”

 

そんなハート岩の前で記念撮影する甥っ子ちゃん。これでもバレンタインの時期はそこそこチョコを貰える人気者なんだそうだ。ただし彼のママ曰くであるが。

 

そしてお次はハートとは縁遠い男。

 

 灼熱のなか、出島まで歩く

そして眼鏡橋を見た後は午後から、世界遺産に登録された軍艦島を見る為に「軍艦島クルーズ」の場所まで歩いて向かう。そんなに距離はないと思っていたけど、実際歩くと距離というよりめちゃくちゃ暑くて甥っ子ちゃんからは「暑い・・・暑い・・・」という言葉しか出てこなかった。。

 

この先が「出島」みたい。もっと周りとは全然隔離された場所なのかと思っていたけど、実際に行ってみるとあまりそういう感じは受けなかった。

 

この長崎旅行の後に、8月下旬にヨルダン&イスラエルに行くのだがそんな中東よりもこの長崎の方が暑かったと感じる。

 

予定通りに出島に到着。ただし軍艦島クルーズの時間があるので、ここは素通りする予定。

 

江戸幕府時代に、唯一外国と貿易していた場所の出島。最初はポルトガル相手だったが、カトリック教の国だったので宗教普及を禁止した幕府は代わりにオランダを選んだ。出島と言えばこの看板にもあるように扇状の形が有名ではあるが、明治時代に埋め立てられたのでその跡影は無い。。

 

とりあえず「出島にも来ましたよ~~!」という写真を撮ります。

 

そして長崎の街を歩いていると、滝のような汗が出たのでコンビニに入って水分補給。時間も12時前だったので、クルーズ前にちょっとお腹に何か入れようと”からあげくん”をチョイス。

 

長崎のからあげくんとアサヒビールは「うまか~~!」と叫ぶ。

 

一気に缶ビールを流し込む男。この後一気にアルコールが回って、いい感じになるのであります。。

その様子はまた次回に続きます!

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