【幻想の国 エキゾチックモロッコ10日間旅行記】8日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
マラケシュにて?!
モロッコ旅行は早くも8日目で実質観光最終日の朝。
デラックスなホテルだけあって、シックな部屋である。
ホテルは余程高層階に泊まらない限りは階段を使うようにしている。なるべく自分の足で動いてそこの場所の感覚を感じたいという気持ちがあるので。
下手にエレベーターを待っていても、その待ち時間が無駄に感じる時もあるので。
宝箱だろうか、ドラクエやファイナルファンタジーを思い出す。。
ロビーまで降りて、朝食のバイキング会場に向かう。
朝食会場に向かう道中には色んな絵が飾られている。
その横にはブティックまである。
ここに”シナトラ・レストラン”という名前のレストランがあって、フランク・シナトラの写真が飾られていた。
まだ外は暗い時間。夜明けは朝7時みたい。
この先に昨日夕食を食べたレストランがあるが、本日の朝食会場はそことは違う。別の場所との事。
さっきの場所を左に曲がったとこにあるこちらが朝食会場で、もうすでにオープンしている様子。
ホテル内にて朝食バイキング!
朝7時からオープンとの事も、団体さんがたくさん宿泊するホテルなので、団体が重ならないように早めからオープンしているのかな?!
バイキング会場内は落ち着いた感じの雰囲気。
本日の予定としては
- メナラ庭園
- クトゥビア・モスク
- バヒア宮殿
- メディナのスーク
- サラディーン廟
- 総合お土産店
- ジャマ・エル・フナ広場
を観光する事になっている。明日はカサブランカの空港までバスで移動してそのまま飛行機に乗るので、モロッコの観光は本日がラストである。
なかなか内装もオシャレで上の2段は朝食メニューではなく、オブジェとして置かれているだけ。
パンだけでも何種類もあり、豊富なバリエーションがある。
デラックスなホテルだけあって、モロッコで今まで泊まってきたホテルに比べれば流石にバイキングメニューの質が違う。
ただそんなにパンの種類があっても、2個ぐらいしか取りませんが・・・。ボクは朝からあまり食べたいと思わない小食派。。
同じツアーの参加者の方が、欧州系観光客のオバサンにパンの焼き方をレクチャーしていた。旅慣れていると、こういうパンを焼いて食べたりもできるようになるがボクは面倒くさがり屋なのでそのまま食べるだけ。。
フルーツも多種が置かれて、これだけ置かれていると「何を食べたらいいのかな・・?!」といつも迷う。。
最近のボクの朝食は、最低限野菜だけあればそれで構わない。
葉っぱ系もあるし、オリーブの実も意外と美味しい。
地中海沿岸の国に来ると、やっぱりオリーブを食べないとね!
定番のスクランブルエッグ。卵料理は味が安定しているので、どこでも安心して食べれますね。
特にゆで卵はそれよりも安定の味。味付けが無いだけに、安定し過ぎていて面白味に欠けるけど・・・。
ソーセージもなかなか美味しいね。とりあえず取っておこう。
ポテトもたくさん食べ過ぎると良くないので、これも少しだけは取っておこうっと。
朝食会場に人が増えてきましたね。
日本人のサガでしょうか、時間より早く来て人の少ない状態でゆったりしたいと思ってしまう。
本日の朝食はこんな感じにしました。
とりあえず朝食で定番のものを集めてみました。
こちらは向かいに座った”ゆ~ちゃん”の朝食。なんと朝からケーキ!!
ただ話していると、女子にとっては朝からケーキを食べるのは普通だとか。。
横に座られている奥様はまずは控えめな一皿です。
それでボクを油断させて、2枚目のお皿ではちゃんとケーキを食べます・・・。この辺りがボクにとってはカルチャーショックですね。。
”朝から甘いものを食べる”という考え自体が無いので、いい勉強となりました!
こちらではシェフがオムレツを焼いてくれているみたいで、数人が待っています。
”ゆ~ちゃん”はその出来立てオムレツとフルーツと、さらに小さなケーキを食べるようです。。
そんな感じで女子の楽しそうな朝食を目の前で体験できた朝食を終え、部屋に戻ります。ベランダに干している洗濯物は搾り方が甘かったのか、全然渇いていません。こちらの気候であればすぐに乾くと思っていただけに、ちょっとガッカリ。だけど連泊なのでこのまま置いて外出すればその内に渇くハズ。
ただこのベランダは四方が部屋なので、他所からこっちの様子が丸見え。別に見られて困るものは無いしな。
ホテルを出発し観光に向かう!
そんな渇いていない洗濯物をベランダに残し、バスに乗り込みます。
今日はマラケシュの観光で、近場を回ります。
□POINT標高450mのモロッコのほぼ中央に位置するこのマラケシュの街。フェズに次いでモロッコでは2番目に古い街で1070年頃に首都として認定しその後栄えるが、1269年にマリーン朝がフェズに都を移すと衰退した。しかしその後15世紀にサーディン朝が再びマラケシュを首都に定めた。結局現在の首都はラバトに移ったが、商業・政治・文化において今尚熱い街である。
街中にラクダやロバを見かけた。
キレイに整備された道。
広い道なので特に渋滞もなく進んでいく。
メナラ庭園に到着
こちらの門から入っていく。
8日目にしてすっかり仲良くなったツアー参加者さんとの話に盛り上がり、添乗員さんの説明を全然聞いていなかった。。ここが何なのか全然分からないまま進んでいきます。
園内は広く、木がたくさん植えられている。ただ今日は残念な曇り空である。
オリーブの木がたくさん植えられている。昔のスルタン(国王や皇帝)がここでお忍びデートをしていた場所だそうだ。
12世紀に造られた庭園で中央部には大きな貯水池がある。
階段を少し登ると大きなプールのような貯水池が見えてきます。
こんな庭園でもちゃんと物売りのオジサンがいます。
ナッツを固めたお菓子を試食させてくれます。
意外と美味しかったですね!
貯水池といってもそんなに水がキレイな訳でもなかった。
どんよりした曇り空と、どんよりした貯水池。なのでイマイチ気分がノッテこない・・・。
こちらは灌漑用水路で、遠くまで延々続いている。その脇にはオリーブの木も永遠に続いているように見える。
ただ今はあまり使われていないような。
先程の物売りのオジサンがくれたお菓子を持ちながら写真撮影中。
ギリシャ神話では女神アテネが創り出したとされるオリーブの木。こっち側の国にくると、このオリーブの木ばかり。それだけ人間にとって重要なんだろう。
先程の物売りのオジサンがまだしぶとく付いてきます。ただ日本人からすると、こういう衛生的に微妙なお菓子をここで買いたいとは思いにくい。結局買っている人はいなかったな。。
一応絵も売られている様子。ただ誰が描いた絵かは分からないが。
ここの貯水池、ちょっと汚いなと思っていたらたくさんの鯉が放たれていた。どうりで汚い訳だ。
やっぱり天気が良くないから、全然テンションが上がってこない・・・。晴天なら全然違う景色だったんだろう。
向こうに見える建物は19世紀に修復されたもので、昔の王様があの建物の中で”ムフフな事”をしていたのだろう。
先程のお菓子を口に咥えて写真を撮っている”無精ひげオジサン”。一口で食べれるサイズだけど、勿体無いからちょこちょこと食べているのかな?!
こちらの”無精ひげオジサン”、旅の途中にボクが冗談で「汚い無精ひげをしているから、女の子が逃げて行ったんですよ!」と言ったからか、その翌日にはキレイに髭を剃っていましたね。
お菓子パクリ顔が絵になりますね!ちょっとお洒落なポーズ。
メナラ庭園の鯉の様子 動画
ただこれといった見所がある場所でもないので、そろそろ庭園を後にします。
途中”カメラマンお姉さん”から「アンタ、本当にビジネスクラスに乗ったんだね~。てっきり冗談だと思ってた。何で何でビジネスクラスなんて乗ったの??」と言われましたね。
確かにボクみたいな人間はあまりこういうツアーには居ないみたいなので、いつも色んな所で不思議に思われます。ただ普段からも「変わっている」とよく言われますが。。ちなみにボクからすると「変わっている」と言われる事は”誉め言葉”だと思っています。
「とりあえず写真撮っておこう」と思う人が今回のツアー参加者に多かった気がする。
単なる真っ直ぐな道なんだけど、あまり日本では見かけられない光景だしね。
横断歩道の途中でも撮影タイム。
その理由は信号を渡った向こうにラクダが見えたから。
手前にはロバさんがいる。
写真とかで見ると分からないが、近くにいくと動物臭というか臭さが匂う。。
ラクダが数頭いる。どうも観光客向け用みたいだけど、オジサンがいない。
人が近寄っても微動だにせず、大人しく草を食べている。
ここでも写真タイムに突入している。確かに日本ではロバを街中で見かける機会なんて無いしな。
こんな旅行はまた次回に続きます!
↓↓↓↓モロッコ旅行記:初回↓↓
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