【幻想の国 エキゾチックモロッコ10日間旅行記】8日目
【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】
マラケシュのランドマーク!
マラケシュの旧市街地(メディナ)の城壁が見えてきました。
この城壁は旧市街地をグルっと囲んでいて、昔は外敵の侵入を防いでいたのでしょう。
たくさんのタクシーが並んでいますね。マラケシュはこの旧市街地の中に色んな見所が揃っています。
旧市街地に入ってバスを降ります。こちらは信号のない横断歩道なので、渡る際は車に注意しましょう。
こちらは旧市街地の地図。合計10個の門があります。真ん中の拡大されているのが迷路のようになっていて、鍛冶屋や革職人や絨毯屋などのお店が密集していて「世界最大の商業地区」とも言われる”スーク”と呼ばれる場所である。
旧市街地は観光地なので未だに馬車が走っている。
クトゥビア・モスク
1147年にムワッヒド朝を興した初代君主「アブドゥル・ムーメン」の指示によって着工され、その息子の時代に完成した。その後一度破壊するも1199年に3代目君主「ヤクーブ・マンスール」によって再建されたモスク。
西側イスラムの世界でムーア様式のミナレットとして均衡がとれた美しい傑作建築物とされている。スペインのセビリアにある「ヒラルダの搭」のモデルともなったという。
ヒラルダの搭と言えば、昨年スペイン旅行の際に登りましたね!
ムワッヒド朝は最盛期、スペインのアンダルシア地方までも領地としていた。その影響でヨーロッパの建物にムーア様式が取り入れられていくのである。
モスクの近くだけあって、イスラム教で”不浄な体を清める”のに必要な噴水が多い。
噴水から見るモスク 動画
クトゥビアという名前はアラビア語で「本屋・写本屋」という意味のアル・クトゥビーイン(al-Koutoubiyyin)に由来し、12~13世紀頃にモスクの周りにこの本屋・写本屋がたくさん集まっていた為にこう名付けられたという。
15世紀にグーテンベルクが活版印刷を発明するまで昔は「写本」といって、人が本から本へと書き写していたのだ。その為、写本家の癖によっては同じ本でも微妙に個性があったみたい。なお、初めてヨーロッパで印刷されたものは”聖書”で印刷による大量生産で知識の広がるスピードが爆発的に速くなった。
モスクまでは水路が続いており、所々で水が噴き出していた。
こんな写真を撮っていると”無精ひげオジサン”が小便小僧のようにおしっこをしているポーズをしてくれたが、そのイメージになるように上手くは撮れなかった・・・。
至る場所で水が吹きあがっていて、暑い国なので”涼しさ”を醸し出しているようだ。
クトゥビア・モスクに近づくとまた別の噴水があります。先程の噴水よりは大きめですね。
そんな噴水からの水しぶき越しにクトゥビア・モスクを見物。夜はライトアップされてキレイな感じだろうな。
そんなクトゥビア・モスクのテッペンを目指す男?!
クトゥビア・モスクに対抗心を燃やす男?!
噴水から見るモスク2 動画
この噴水の周りには、伝統的衣装に身を包んだおじいちゃん達の姿があった。
観光客目当ての商売で、写真に撮ろうとするとチップを要求されるのでカメラを向ける際には注意が必要だ。
アフリカ大陸にあるモロッコでは水はとても大事な資源である。
噴水は元々は高低差を利用していたが、今ではモーターなどの動力により、高くまで水を噴き出させている。
クトゥビア・モスクの写真を撮るには、この噴水を入れて撮れるこの場所が人気みたいだ。
噴水の写真を撮って、モスクの方へ進みます。
ここの広場も木々が植えられていて、市民の憩いの場になっている。
モスクには礼拝堂と神学校が併設されているが、イスラム教徒にしか入れない。
この塔の高さは約77m。スークの中からでも見えるので、迷わない為の目印的な役割も備えている。
元々モスクが建てられていた廃墟跡。”メッカに対してモスクの位置が正しくない”という理由で建て壊されたそうだ・・・。
イスラム教の国に行くと、このようなミナレットをよく目にするが日本では全然目にする事がない。なので新鮮!
ゴッツいカメラを抱えているヨーロッパ系観光客と見られるオジサン。
ボクも最近こういうカメラが欲しいと思っているが、持ち運びの手間やスマホの利便性を考えると「ま~~スマホでいいかっ!」となってしまう。
”メグちゃん”は得意の”斜め撮り”で真っ直ぐなクトゥビア・モスクのミナレットを撮影している。
曇り空から陽が差し出してきたので、ちょっと逆光気味になってしまっている。
ミナレットをバックに、トリック写真に興ずる仲良し2人組女子。
こちらのオジサンはカメラのズーム機能を活用して、色んなアップの写真を撮っていたが途中から女性の隠し撮りにハマっていた。。
この場所に簡素な犬小屋が置かれていて、一匹のワンちゃんが繋がれていた。
退屈しているようだ。
近寄って見ると「なんだコイツ・・・ちょっくら挨拶してやるか!」と言わんばかりの顔になって起き上がってきた。
すると余程遊んでほしかったのか、犬小屋をガンガン引っ張ってこっちに近寄ってきて、少しビックリした。。
伸びをするワンちゃん。「暇やからいつでも相手するぜ、かかってきな!!」という顔になりつつある。
「かかってくる度胸も無いくせに冷やかしやがって・・・」という顔?!
イスラム教には礼拝は欠かせないもの。ただモスクにはイスラム教徒しか入れない所が多い。
この広場には色んな木が植えられている。
ひょるりと背の高い木が何とも言えない味を出している景色。
こちらの門は写真映えしていて、みんなこの場所からミナレットと共に写真を撮ってましたね。
ミナレットはイスラム教で1日5回の礼拝を呼び掛ける(アザーン)場所にもなっている。昔は肉声で呼び掛けていたが、今は時代の流れでマイク放送。
木の説明を現地ガイドさんがしているようだが、渡されているガイディングレシーバーを外していたので全然聞こえなかった。イヤホンを耳に差していると耳が痛くなる。。
ほんとこの2人組は誰とでも記念写真を撮る。。現地案内人のオジサンもまんざらではないような顔?!
現地ガイドさんは日本語を喋れないので、英語で説明しそれを添乗員さんが通訳する。なので現地ガイドさんが日本語を喋れるか喋れないかで、添乗員さんの働き度合いも変わってくるのである。
植物には全然興味が無いボク。なので花や木を見て「あれは〇〇〇〇〇だね!」とか言える人を見るとスゴイなと思ってしまう。
周りの人達も人気の建物とかだったらガイドさんの話は聞いているだろうが、こういう場所とかではあまり聞いていない。というのもガイディングレシーバーのイヤホンを耳に差していると、お喋りする時に相手の声が聞こえにくいので邪魔になるから。
この頃になるとツアー参加者同士で仲良くなっているので、歩いている途中もず~~っとお喋りばかり。
”や~だ~♡姫”はすっかりモデル気分?!そういえば前にある人が「耳にイヤホンを差していると補聴器のように見えるので、写真を撮る時は外してくださいね~!」と言っていたのを思い出す。
これはみかんの木かな?
ということでクトゥビア・モスクのミナレットを見つつバスまで移動して次の目的地に向かいます。
その様子はまた次回に続きます!
↓↓↓↓モロッコ旅行記:初回↓↓
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