【ポルトガル旅行記①2020】イベリア航空経由でまずはスペインへ-阪急交通社

ポルトガル旅行記:1日目

阪急交通社ツアー「お1人様参加限定:決定版ポルトガル8日間」-2020年1月13~20日

久々の再会

ポルトガル旅行の内容

今回の旅は阪急交通社さん東京の「≪お1人様参加限定≫:イベリア航空利用 決定版ポルトガル8日間」を選択。お隣スペインに比べると小さい国だけど、旅行で知り合った人からは「ポルトガルはとってもいいよ~~!」と聞いていたので全く抵抗なく申し込む。

こちらのコースはスペインの航空会社:イベリア航空を利用して、まずは北スペインで巡礼地と人気なサンティアゴ・デ・コンポステーラからスタートします。それからポルトガルを南下し、ギマランイス・ポルト・コインブラ・オビドス・シントラなどを経由し、最終目的地はポルトガルの首都リスボンのコース。帰国はリスボンからまたイベリア航空でスペイン経由して成田へ帰るコースです。

 

ツアー参加料金は?!

・ツアー基本料金 189,800円 (1月13日出発にて※出発日付により変動あり)
・国内空港施設使用料 2,130円
・海外空港諸税・サービス料等 5,400円
・燃油サーチャージ  27,080円
・国内空港旅客保安サービス料 530円
・航空保険特別料金 880円
・国際観光旅客税 1,000円
・滞在税・宿泊税・その他 960円
・海外旅行保険(阪急交通社付属分) 8,300円

費用合計 236,080円

+大阪からの往復飛行機代(ジェットスター) 16,630円(税込)

 

イベリア航空でスペインへ向けて

実はこのブログの旅行記は8ヶ月遅れで、やっと2020年度版の旅行記が始まります。というのも2019年には9回海外旅行に行き、国内旅行は3回で大量の旅行記を作成した為に2020年度の旅行記が半年もズレこむ事となりました。

 

さてそれはさておき今回は東京催行のツアーに申し込んだので、自分で成田空港まで移動する必要があります。東京での集合時間は午前10時20分。大阪からは関西国際空港出発の国内線LCCのジェットスター便を利用します。朝は関西国際空港を7:35に出発し、成田空港8:55着という丁度いい時間の便を選びました。

ちなみにこちらはボクが海外旅行に行き出した頃に購入して、ほぼそれ以降の旅行を伴にしてきたスーツケース。だいぶ年季が入ってきた外観になってきました。

 

朝7:35出発の飛行機という事ですが、国内線では出発1時間前には空港に到着していないといけないので朝関西国際空港まで向かう電車は始発を利用。始発電車を利用したら朝6時15分頃には関西国際空港に余裕を持って到着できました。

 

ジェットスターでチェックインを済ませて、航空券を受け取ります。ジェットスターなどのLCCは大手航空会社に比べて、欠航や遅延率が高いので最近は毎回「万が一、飛行機が飛ばなかったら・・・」と考えるようになってきました。そういう意味ではもっと余裕を持って、少し費用を掛けてでも前乗りした方がいいのかもしれません。

 

ジェットスターでの朝イチの飛行機なので、搭乗口には乗客の姿はまばら。

 

飛行機を待っていると、そろそろ陽が昇ってきたようで遠くの空が明るくなってきました。

今回のポルトガル旅行を占うかのような、明るい空だと思い込みます!

 

既に何回もお世話になっている、ジェットスターの国内線。LCCに乗る前はお値段が安い為に”不安感”を持っていたが、実際に何回か利用してみると”余計なサービスを省いているだけ”という印象を持ちました。客室乗務員も特に愛想がある訳ではないけど、その分余計な事は喋らずにテキパキと必要な業務しているという感じ。

 

成田空港までは約1時間20分で到着。眠っていたら、あっという間に到着します。

 

 

成田空港にて

成田空港の第三ターミナルに到着。ここから今回集合場所の第二ターミナルまでは、運動も兼ねて歩いて移動します。1月だったので外を歩くと寒いですが、ターミナル間を移動するバスに乗るのは性に合わないので、ほぼ毎回歩きを選びます。

 

そして第二ターミナル3階の端にある、北団体カウンターへ向かいます。集合時間は午前10時20分と成田空港に着いてから余裕があったのですが、添乗員さんの到着がギリギリだったのでちょっと周辺で待機。程なくして添乗員さんがカウンターに現れたので、受付開始です。

 

添乗員さんから簡単な旅行の案内を受けて、Eチケット等を貰った後は今回乗るイベリア航空のチェックイン・カウンターへ向かいます。しかしこれがこんなに長蛇の列が出来ていた・・・。

 

成田空港内でも一番長い列が出来ていたイベリア航空。

実に約40分も並ぶ必要がありました・・・

 

約40分も行列に並んで、やっとチェックインの順番が回ってきました。それだけ搭乗者が多いのだろうか?!

 

こちらはイベリア航空の搭乗チケット、チェックイン・カウンターで貰った券にしてはちょっと味気ないデザイン。まずはスペインの首都マドリードまで行き、そこでトランジット(乗継)し、国内線でサンティアゴ・デ・コンポステーラまで移動します。

 

イベリア航空利用で溜まったJALのマイル数

JAL イベリア航空利用 マイル数

成田→マドリード(1,699マイル)→サンティアゴ・デ・コンポステーラ(76マイル)までの片道は、JALマイルで合計1,775マイル。ツアーなど旅行会社経由の利用であれば、マイルが付かない場合があるけど今回は無事マイルが付きました。結局往復搭乗で合計3,550マイルが付きました。

 

無事通路側(アイルシート)も確保出来て、保安検査を進み出国を済ませて空港内をブラつく。

 

2020年度の初めての海外旅行、「今年はどんな年になるか?どんな楽しい人達や景色と出会えるか?」と胸躍る時間です。幸先よく、成田空港周辺はいい感じに晴れ空が見えています。

 

成田空港内のコンコースはとても綺麗、まだリニューアルして間がないみたいで新しい。

 

空港内にある吉野家。普段日本国内ではあまり入った事が無いお店だけど、ちょっとメニューを見てみると・・・

 

なんと牛丼屋さんの吉野家とは思えないメニューばかりが並んでいる・・・トンカツやカツカレーやラーメンなど、吉野家の名前をしているだけで別の店にも思える。一応左上に申し訳なさそうに牛丼らしき丼が小さく展示されているけど。。

 

そして1人参加限定旅でこれまで10回参加してきたけど、今回一番違う点は以前に旅行で知り合った人がツアーに参加していた事。こちらの”メルハバおっちゃん”は昨年7月に参加したトルコ旅行で知り合った人。トルコ旅行時に「撮った写真を送って欲しい!」との事でメルアドを貰って、たまにメールをする仲であった。そしてこのポルトガル旅行も申し込むと連絡があったが、ボクが元々狙っていた出発日がキャンセル待ちだったのが急に”空席あり”に変わったので申し込む事に。

ボクが申し込んだ後に”メルハバおっちゃん”に確認したら、同じツアーの同じ出発日に申し込んでいるとの事。


【おひとり様参加限定コース】
おひとり様限定コースとなります。2名様以上でのお申込み、ご家族やご友人同士でのご参加は承っておりませんので予めご了承ください。

ただし阪急交通社のホームページ上には、1人参加限定旅にはこのような注意書きが書かれている。そしてボクもこれを知っていて友達(知り合い)と一緒の参加はダメだと思っていた。しかし”メルハバおっちゃん”とはトルコ旅行後に再会した事はなく、頻繁にやり取りをする訳でもないのでツアーに参加していいかどうか悩む。ただ自分では答えが分からないので、思い切って阪急交通社の受付センターに電話してみる事にした。


「あの~すいません、1人参加限定旅なんですが以前に参加して旅行で知り合った人とたまたま一緒に参加する事になってしまったのですが、これは問題なのでしょうか?」

阪急側:「お友達同士という事でホテルの部屋を隣同士にという対応は一切出来ませんので!」

「という事は、お友達同士で1人参加限定旅で参加する事自体には問題ないのですか?」

阪急側:「それについては問題ありません。ただしご説明したように友達同士での特別待遇は致しかねますので。」


と阪急交通社:東京のコールセンターの女性は回答してくれた。これで心配なく、ポルトガルツアーに参加する事にしたのである。ただし以前旅行した時にお友達同士で参加している人達がいて、その人達は旅行道中もくっついて行動していて、周りの参加者からはちょっと避けられ気味だったので必要以上に親しく行動するという事は控える事にしたのである。

 

というものの、約半年ぶりの再会でまずは缶チューハイで乾杯する。”メルハバおっちゃん”はトルコ旅行後に体調を崩して、6キロほど痩せてしまったみたいだけど、見た感じには全然分からなかった。それとトルコ旅行後は他には海外旅行には行っておらず、今回もとても楽しみにしているとの事。

 

 

イベリア航空にて、いざ出発!

出発12時20分に対して、40分前になると搭乗開始になる。勿論ビジネスクラスのお客さんなどが優先して搭乗となり、エコノミークラスは最後に搭乗。

 

こちらはこれから搭乗するイベリア航空ではなく、タイのLCCである「ノックスクート (NokScoot)」の機体。何とも面白いペイントが機体にされている。まだ搭乗した事はないけど、いつかはしてみたいと思いつつ進む。

 

さて今回が初搭乗となる、イベリア航空。しかしヨーロッパのマドリードまでは何と約14時間もかかるのだ。過去にスペインに行った際はドイツのフランクフルト空港経由だったけど、こんなに長時間のフライトは初めて。今までは長くても12時間なので、未知の領域。

だけどたった2時間搭乗時間が増えるだけなんだけどね・・・

 

飛行機に乗ると座席に用意されている航空会社のパンフレットを必ずチェックしてしまう。こちらはイベリア航空が運用する飛行機機体の一覧表。イベリア航空は1927年に発足された、世界的にも古い航空会社である。

 

さて長時間のフライトなので、過去にエコノミークラス症候群発症経験のあるボクは常に足の状態を気にする必要がある。ただ今は血がサラサラになるワーファリンという薬を飲んでいるので、それの効果で多少同じ姿勢を続けたエコノミークラスでの長時間フライトでも多分問題はないハズ。

 

 

フライトの約1時間後に早速機内食が出てくる。ビールはスペインのビールが出てきた。今回はポルトガル旅行なので「何でスペインのビールがあるの??」と思っていたけど、冷静に考えたら乗継で到着する目的地のサンティアゴ・デ・コンポステーラは北スペイン。そしてこのイベリア航空はスペインの航空会社であった。。

 

今回の機内食は、こちらのハンバーグ。

思ったよりはなかなか美味しいハンバーグでした!

 

それにしても慌ただしく働くCAさん達。いつも機内食の配る準備でガラガラとカートを運んでくる時の音を聞いていると、病院で入院していた時の食事を持ってくる時の場面を思い出してしまう・・・。

 

こうやって飛行ルートを見れば、ヘルシンキやフランクフルトを通り過ぎて、マドリードまで飛ぶのだから14時間位のフライトが必要というのは当然にも思える。

 

こちらは2回目の機内食。箱に入ったサンドイッチと共に、再びスペインビール(スペイン語でセルベッサ)をポルファボーレ(スペイン語で〇〇をお願いしますの意味)する。

 

箱の中にはサンドイッチとカットーフルート、それと明治ブルガリアヨーグルト。それにしてもこの明治ブルガリアヨーグルトの蓋のシール、裏側にヨーグルトが付着しないよう改善してある製品。何回も食べているとすっかり見慣れた光景になるかもしれないけど、日本人の技術進歩のひたむきさには敬服してしまう瞬間である。

 

 

 

マドリードに到着

フライトは約14時間という、長い飛行時間の末にやっとスペインに到着。エコノミークラス症候群で過去に左足の血管にできた血栓(血の塊)がまだ完全には溶けずに残っているので、今回長時間のフライトで少し心配だったが今の所は問題なさそう。因みにエコノミークラス症候群も飛行機に乗っている時に、直ぐに発症して症状が出る訳ではなく、実際にその症状が出るのは数時間以降になるので、正確には飛行機を降りる時点で問題なかったとは判断できないのだが。。

 

マドリードに着いたのは現地時刻で18時30分頃、今乗ってきた飛行機と共に夕焼け空が見える。

 

さて今回の旅行もパックツアーなので、飛行機を降りて空港内に入った所で全員集合。ここで簡単にツアー参加者さん達と顔合わせする。ちなみに今回もボクがツアー参加者の中で最年少のようだ。

 

さてスペインはEU加盟国なので、まずは入国審査を受ける必要がある。シェンゲン協定エリアから来ている人は入国審査は不要だけど、日本から来ているボクらは勿論入国審査は必要である。

 

入国審査は特に混んでいなくて、すんなりと通過。そしてトランジットへと進みます。

 

マドリードからサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの国内線出発時間は22時30分。まだあと約3時間はあるので、長いフライトで固まった足をほぐす為にちょっと空港内を散策する。スペインだけに豚のサラミが豪快に置かれているバル。

 

意外と綺麗で広いマドリードの空港。ただしとても巨大な世界の空港程の規模ではなかったけど。

 

スペインらしくこのようなバルをよく見かけたけど、あるカードを持っていれば空港内でお酒を飲むのにお金は必要ないのだ。

 

「PLAZA MAYOR」ラウンジで休憩を

今回利用したのはこちらのプライオリティパスが使えるラウンジの「PLAZA MAYOR」

 

このラウンジ内にはご覧の通り、数種類の瓶ビールが沢山置かれていた。プライオリティパスが使えるラウンジでは、これらのドリンクが好き放題飲めるので、旅行好きには重宝されているカードである。

 

入った時間が遅かったからか、あまりラウンジ内は混み合っていなかった。たまに混み合ってくつろげないラウンジもあるけど、空いているとホッとできる。

 

とりあえずセルベッサを一本開ける。久々に帰ってきたというイメージのスペイン。約1年半ぶりである。

 

プライオリティパスが使えるラウンジでは、このように軽食が置かれている所が殆ど。

 

ただプライオリティパスが使えない、各航空会社アライアンスの上級クラスしか入れない特別なラウンジはもっと豪華な食事を置いている所もあるけど、ボクにはこれで充分。その前にあまり空港内のラウンジで食事を食べるという事もないし。。

 

軽食よりもお酒のツマミである、こういった乾きモノに手が行ってしまう。。

 

前回バルト三国の帰りにヘルシンキのラウンジで、たくさん食べたポテトチップス。食べ過ぎは体には良くないと知りつつも、手が伸びてしまうのである。。

 

色んな種類が置かれているビール以外にも、ワインやスピリッツなども沢山の種類が置かれている。

お酒を飲めない人には興味がないだろうが、お酒好きな人間からしたら天国みたいに見えるゾーンなのである!

 

時間はたっぷりあるので、ビールから白ワインに切り替え、ポテチとナッツ類を頬張りながらポルトガル旅行の展望を期待しつつ時間を過ごす。。

こんな旅はまた次回に続きます!

【コメント欄】

  1. ポルトガル待ちかねてましたヨ。
    てるみクラブに騙されたのが未だに腹立たしい限りです。安物買いの鼻失いにご注意を。
    エルサレムは地図を見ながら満喫しました。ありがとう✌️

    • 無精髭おじさん

      ご無沙汰です。てるみクラブの件はいい教訓となったようですね。

      その代償に世の中を見通す力を得たのではないでしょうか?!

      エルサレムは小さい場所ですが、色んな物が凝縮された場所でとても楽しかったですね。

      以上 よろしくお願いいたします。