映画『ちょっと今から仕事やめてくる』
公式HP
http://www.choi-yame.jp/
2017年5月27日全国公開
<キャスト>
ヤマモト/ 福士蒼汰
青山隆/工藤阿須加
五十嵐美紀/黒木華
大場玲子/小池栄子
山上守/吉田鋼太郎
青山容子/森口瑤子
青山晴彦/池田成志
内容としては、俗に言う「ブラック企業」に勤務し酷使され続けて自殺を考える若者が運命の出会いをし人生を変えていくお話。
感想としては、吉田鋼太郎さん演じる「モンスター上司」がオーバーなのと福士蒼汰君の大阪弁が違和感ありました。
会社の為に死ね!というスタイル。個人的にはこういう上司が、もしいたら真っ向勝負でブチ当たるのが楽しそう。
「土下座しろ」なんて強要してきたら、首根っこをつかんでしまいそう・・・
どうしても自分が大阪人なので、とって付けた大阪弁に違和感しか感じない。。。。
モンスター上司といえば数年前にアメリカ映画でありましたね。
凶悪な上司(ボス)3人が主役?
個人的にはジェニファー・アニストンがセクシーすぎて配役を間違った感がありました。
(もっとブザイク女性にしていればもっとパワハラ感が出ていたハズ・・・)
部下の人間は考える事は同じ。でも彼らは戦いを挑んだ!
でも今回の映画の主人公は流されて、飛び降り自殺寸前まで追いつめられる。
ただ自分のタイプとしては、 福士蒼汰君演じる”ヤマモト”に自分が重なった。
「やるなら面白い方を選ぶ」、「服は地味なのより派手なのを選ぶ」、「他人に影響を与えたい」等。
特に服装でもオレンジ色のネクタイをチョイスしていたり。
※ただ映画の中では最後までオレンジ色のネクタイは付けていなかった・・・
ここでタイトルにも入れたように自分の話になりますが、今まで働いていた会社を辞めてみました。
大卒後2年間プータローをして24歳で会社に入って12年勤務。
ここ数年で色々な事を学び、ある程度仕事をこなしてそこそこの自信もついた。
今の会社は実はここ数年ず~~っと赤字の会社なのです。
数年前に倒産寸前までいきましたが大手企業に買収されました。
周りの人達は大手企業の人間を買いかぶりすぎ。
実際は間抜けばかり。
(※あくまで伸びない大手企業に限るかと)
彼らの業務内容で一番大事な事は「上司の指示に従う事」
たとえ上司が間違った事を言っていても従うしかない。
反発すれば、足元をすくわれて出世できない。
いかに上司に従って機嫌をとり評価してもらうかを最優先に仕事をする。
その代償に間違っていると思っていても、それをせざるを得ない。
自分の中の本音を押し殺して、仕事して出世してもそんな人間には何の価値もない。
実際相手してみると、外ヅラはいいものの中身は大した事のない人間がほとんど。
そら自分の信念を捨てて出世してきた人間には残念ながらなにも残っていない。
まともに働こうとするとその壁にぶつかる。
「間違っていると分かって、それに従う」
or
「自分の信念を通して、立ち向かう」
という選択肢にどうしてもなる。あとはどちらを選ぶか。私は後者を選択しただけ。
まったく後悔も寂しさも不安もない。
ただ今回の退社にあたり、得意先・仕入れ先の方々から色々な反響をいただいた。
特に得意先の方々からは「あなたがいてくれたからこそ、この仕事が上手くいっていた」の言葉を頂戴したり、自分の行動・発言が色々な刺激となり相手に大きな影響を与えていた事を実感した。
また送別会も開いていただき、多くの皆さんに愛されていたという事を再認識した。
「私が去る事は残念な事ありません。皆さんと会えた事は私にとっては大きな喜びであり財産です。ただ今日で死ぬ訳でもなく、会おうと思えばまた会えるので別れは笑顔でお願いします。」
的な発言で締めさせていただきました。
今の私は「恐怖を感じない」。恐らく仕事での実績や色んな人や本を通して、多くの事を学べたからだろう。
この辞めるという決断をしたのは、「自分をもっと大きくしたいから」。しんどいから辞めたのではない。
この一日一日が私にとっては最良の日。私は幸せものである。
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