ラトビアで昼食を食べて、一路杉原千畝の映画を見ながらタリンまで移動-バルト三国旅行記-27

バルト三国旅行記:5日目

阪急交通社ツアー「バルト3国周遊 8日間」-2019年12月17~24日

遂にタリンに戻ってきた?!

ここはバルト三国の真ん中に位置するラトビアのスィグルダ地方。トゥライダ城の見学を終えてエストニアへ向かう前にこの街で昼食を食べて行きます。

 

スィグルダ地方にて

バスを停めた駐車場からレストランに歩く途中に、猫のマークが見えた建物に駆け寄り写真を撮る。

 

日本であれば猫カフェのようなお店の外装にも見えるけど、普通に猫好きなオーナーのカフェ&ホテルのようだ。

 

あまり海外では猫カフェのように猫ちゃんと遊べる形式のお店は少ないようだ。それよりも普通に飼っている猫ちゃんがお店内をうろつくというパターンの方が多いように思うけど。ちなみにこれから訪れるレストランもこのグループのお店みたい。

 

道路を渡って、看板が見えるこのお店が本日の昼食を食べるレストランのようだ。

 

トゥライダ城の近くにあるので、ツアーで訪れると訪問する頻度が高いレストランみたい。

 

庭には植物を上手い事活かしたアート作品のようなオブジェも見える。左に見えるのは鳥みたい。今は冬場なので寒いけど、暖かい時期にはこの中庭でコーヒーを飲んだりしてくつろぐ人達の姿も見られるようだ。

 

上を見ると木からぶら下がっている、怪しげな物体が見える。こちらは蜂みたいだけど、意外と大きく不気味・・・。

 

スィグルダで昼食を

こちらのレストランに入ります。入口脇には蜘蛛のオブジェもあり、これも動き出しそうなリアリティーがある程不気味な存在です。。

 

レストラン【Zalumnieku piestatne】

 

住所:Pils iela 9, Sigulda, Siguldas pilsēta, LV-2150

 

 

扉を開けて、店内に入るとフードコートのようになっている感じのカウンターが見える。

 

どうもこのお店のメイン料理はハンバーグのようだ。

 

他にも色々な料理があって、好きなものを指差してもオーダーできるみたい。

 

でもボク達はパックツアーで訪れているので、定められているセットメニュー料理を頂くのですが。。

 

普通のツアーに1人で参加すると、ドコに座ろうか躊躇するけど「先に座ったもの勝ち!」と空いている席に座る事にする。

あとは後から入ってきた人達がドコに座ろうか、考えるだけなので!

 

テーブルにはライ麦のパンが置かれているけど、ボクは小食なのでパンを食べると料理が食べれない可能性があるのでパス。ただここのパンはあまり美味しくなかったみたいだけど。。

 

こちらは添乗員さん持参のポン酢。普段は料理にあまりドレッシングやポン酢などを掛けないけど、試しに掛けてみたら結構美味しくなった。

どうりで皆、ドレッシングやポン酢を料理に掛ける訳だ。

 

こちらは前菜のサラダ。白菜の芯もそこそこ入っていて、シャキシャキ感が満載のサラダ。

 

上に掛かっているソースはチョコレートではありませんので。。

 

ちょっと体が冷えていたけど、お構いなしにビールを頂く。ちなみにボクのビールは冷えていたけど、右側の”第二のお父さんオジサン”のビールはあまり冷えていなかった。そしてこのビールは添乗員さん(阪急交通社側)の奢りです。というのも昨日の夜、泊まったホテルでポーター代わりに荷物運搬を手伝ったご褒美。

「一応周りの人には内緒で!」と言われていたので、周りには何も言わなかったけど支払いの時にバレるかと思っていたら、添乗員さんが会計の際に上手い事ボクの番をサラっと飛ばしたので、同じテーブルの人達は会話に盛り上がっていたので気付いていなかったかもしれない。

 

ここでもお隣に座った”第二のお父さんオジサン”とビールで乾杯をする。このオジサン、家にはクラフトビール専用のセラーがあるそうで、結構年季の入ったアルコール好きだそうだ。

 

こちらは豚肉の唐揚げっぽいような料理。写真だけ見ると、鶏の唐揚げにしか見えないけど・・・。

 

それに付けて食べる用にか、白濁したソースっぽいのも見える。

 

テーブルの向かいに座ったのは福岡からお越しの、仲のいいご夫婦。

2人とも温和で優しい方々で、楽しく会話も食事も楽しめましたね!

 

という事で食事が終わった後はこれからタリンへ向けて長時間の移動です。短かったラトビアの滞在もこれで終わり。ここから見えているのは、ポーランドの国旗にも似ているラトビア国旗。

 

タリンへ向けて出発!

タリンまでは約300km、途中トイレ休憩を挟んで約5時間の長時間のバス移動となります。今日は一番前の席に座らせて貰っているので、前の景色がとても見やすかった。普段は一列目の席は基本添乗員さんや現地ガイドさん用で座らせてくれない事が多いんだけど、今日は座る席が無かったので特別に座れたのである。

 

 

 

移動するバスから見える景色 動画

 

途中でトイレ休憩

ここはラトビアの国境を越えて、エストニアに入った辺りのサービスエリア。

 

ここは最初にエストニアからラトビアに移動した時にも訪れた、同じサービスエリアだと言うがあまり記憶が無いような。。

 

と思っていたが室内に入ると、ちょうどこの写真と同じような角度からその最初に訪れた時に写真を撮っていた事を思い出す。だから単に写真を撮る事でも、携帯電話のメモリーに記録が残るだけではなく、脳のメモリーにも記憶が残る事になるのである。

ただ脳ではそのメモリーは勝手に消されてしまう場合が多いけどね・・・(笑)

 

最初に来た時は見てなかったけど、こんなに愛らしくて可愛らしい人形も置いてあった。

 

バルト三国は寒いので、お洒落で面白いようなデザインの帽子があったら購入しようかなと思っていた。けど縫製がイマイチで、生地もあまり綺麗ではなくパス。

 

こちらの帽子に刺繍されているデザインは面白いけど、帽子としてのデザインがイマイチ・・・・。

 

こちらの収監されたサンタさんのデザインのTシャツはなかなかいい感じだったけど、シャツの生地が薄くてイマイチ・・・。意外と服飾品の質が悪かったバルト三国。

 

最初に来た時に小瓶で購入したラズベリーのリキュールが美味しかったので、それの大きいサイズを購入する。隣の蜂蜜リキュールも欲しかったけど、値段が倍もしたのでラズベリーの方を2本購入。

 

このサービスエリアはエストニア側なので、近くに挙げられている旗はエストニアの国旗であった。

 

こちらが購入したお酒&お菓子の品々。結構気に入ってしまったラズベリーのリキュールだけど、日本に帰ってから味わうと”あまり味に深みが無い安価なリキュール”という感じだった・・・。

 

こちらは運転席に取り付けられていた、ドライバーさんの休憩時間を計る装置。休憩時は必ず25分間取らないといけないらしく、このように自動で記録されるのでもしそれを破れば罰金が課せられるという。

 

こちらは中身のグミの形が、アニマルの形になっていて可愛らしいので思わず買ってしまった。そしてこれが結構美味しくて、あっという間に完食してしまう。しかし午後は昼食を食べた後はず~~っとバスに乗ったままで、タリンに着いた後はすぐに夕食を食べるので、このグミで中途半端にお腹が膨れてしまったのである。。

 

そしてタリンへの長時間移動中に、添乗員さんが持参していた杉原千畝関連映画2本の内、行きの車内で放映するのに選ばれなかったもう一本をバス内で鑑賞する事に。行きに見たのは唐沢寿明主演の物で、帰りに見たこちらは加藤剛と秋吉久美子主演のドラマ映画『命のビザ』(1992年の作品)。

唐沢寿明主演『杉原千畝 スギハラチウネ』よりも、リアリティーがあるというか、加藤剛の誠実さが出ていたのでどちらかというとこの『命のビザ』の方が印象に残った。

 

 

それと共に杉原千畝役の加藤剛からビザ発給を貰ったポーランド系ユダヤ人達が、彼に対して「ジェンクイエン、バルゾ~!」と言っていたがこの言葉はポーランド語である。先月ポーランドに行った際にこの言葉を覚えていたので、こんな映画のワンシーンのポーランド語のセリフまで理解できたのである。ちなみに「とてもありがとう!」という意味の言葉である。

 

 

 

リトアニアに行く前よりも、行った後の方が杉原千畝氏への知識も増えたし思い入れも増えたので、必然的に帰りに見た映画の方が心に残ったのかもしれない。それとバスの最前列に座れたので、バス内のモニターに近くて大きな画面で見れたのも大きいのかもしれない。

 

そして2回目のトイレ休憩に立ち寄る。ここも最初に訪れた事のあるサービスエリアであった。

 

早めにトイレを済ませた後に売店をウロつく。するとこちらのようにセクシーな衣装を着たお姉さん達の写真が入ったショットグラスも陳列されていた。

 

ここで気に入っていた、こちらのソフトキャンディーを購入する。面白いパッケージで買ったものだけど、ソフトキャンディー好きにはハマり易い味でしたね。

 

タリン郊外に差し掛かると雨が降っていた。この冬の時期は天候が不安定みたいだ。

 

タリン市内に近づくと路面電車も見えてきて、街も明るくなってきた。そしてタリン市内はあまり雨は降っていないみたい。今日の夜はタリン旧市街地を散策するつもりなので、雨が降るか降らないかはとても重要な分かれ道なのである。

 

タリン市内に到着!

長時間のバス移動の末に、やっとタリンに帰ってきました。こちらはフェリーターミナルが近くにある場所の駐車場だけど、フェリーに乗る訳ではなく、この近くにあるレストランに行きます。

 

バスを降りると既に雨は止んでいた。そんな状況も思わず顔がほころんでしまったボクであるけど、また急変して雨が降る可能性もあるので油断は禁物である。

 

バルト海近くの港なので、広場にはこんな錨がオブジェとして置かれていた。

 

こちらの複合施設のような建物に入って行きます。この中にレストランがあるみたいだけど、その店までの道順がちょっとややこしいらしい。

 

この建物内にはロシア系の人達が出しているお店が多いそうだ。バルト三国も前まではロシアの領地下にあったので、その影響のようだ。

こんな旅はまた次回に続きます!

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