リトアニアでの晩御飯と買いたかった蜂蜜酒(ミード)を求めて-バルト三国旅行記-15

バルト三国旅行記:3日目

阪急交通社ツアー「バルト3国周遊 8日間」-2019年12月17~24日

遂に手にした、求める酒?!

リトアニアのヴィリニュスにて

リトアニアの首都ヴィリニュスの観光を終えて、夕食のレストランに辿り着きました。しかし先に歩いていた人達がお店の前で列を作っていました。

 

どうしたのかと聞いてみると「扉にカギが掛かっていて開かない・・しかも店内には誰も居ないような雰囲気で・・」との事。店内をガラス越しに覗いてみると、室内の灯は点けられているので多分営業しているハズ。しかし店員さんはおろかお客さんの姿も見えないし・・・と不安になる一同。レストラン等の予約は阪急交通社が行っている訳ではなく、現地の旅行代理店に丸投げしているのでここで言えばミキトラベル社が行っています。

 

そんな彼らが予約ミスをする訳は無いだろうし・・・もしかしたらお店側が日にちを勘違いしているのかも・・・と皆で色々と頭に浮かぶ事を言い合う事、約4分程。。

 

夕食レストランに何とか入れる

結局店内から店員のお姉さんが表れて、入口の扉の鍵を開けてくれたので何とかレストランに入れました。それにしてもお客さんが来る予定なのに入口に鍵を掛けておくというのは、初めての対応でしたが。。

 

 

 

するとテーブルには既にサラダのお皿が用意されていました。ただお店のBGMがうるさくて、添乗員さんが苦情を言って音量を下げてもらってました。

 

こちらは添乗員さんが持って来てくれていたドレッシング。濃い味付けに慣れている現代の日本人向けに、気を利かせてこういった物を持って来てくれる。ただこの辺は添乗員さん次第で強制的に持って行かされるものではなく、自分で買ってきたものみたい。

 

昨日の食中毒事件もあったので、今日は食べる時に慎重に味わう一同?!

 

食事時のドリンク・オーダーはひたすらビールを貫くボク、こちらは1杯3.50ユーロ。

 

本日のメイン料理はチキン料理。外れ無しのチキン料理は美味しかった。

 

食後のデザートが出てきたら、自然と周りからまた昨日の食中毒事件の話が再燃していた。

それでも甘い物を前にして、自然とケーキを口に運んでしまう奥様方でした・・(笑)

 

こちらのレストラン、ウエイトレスのお姉さん1人だけしか居ないような感じ。料理もドリンクも全員分彼女が運んで来ていた。入口に鍵を掛けていたという事は受付を離れる時、他には誰も居ないから防犯を兼ねて鍵を閉めていたのかもしれない。

 

という事はビールなどのドリンクも彼女が1人で用意していたのかな?! それとも奥に人が隠れていただけかもしれないけど。。

 

スラッとして美形のお姉さんでしたが、添乗員さん曰く「こちらの言う事に対して、イマイチ反応が悪かった。お店のBGMもうるさすぎたし、目線も定まっていなかったのでもしかしたらラリってたのかもしれない・・」との事。それに関しては定かではないけど、不満になるレストランまではいかなかったと思う。。

 

今晩の食事では食中毒騒動は無かったので、お腹いっぱいになって御満悦な状態でバスに戻っていくツアー参加者さん達。

 

エコテル・ホテルにチェックイン

今日はヴィリニュスで宿泊、という事で旧市街地からまだ近いこちらのホテルに到着。

 

ホテル【ECOTEL VILNIUS】

 

住所:Slucko g. 8, Vilnius 09312

 

周辺はアパートなどがあり、商店が見えない閑散とした地域みたいな印象の場所。

 

「エコテル」というネーミングのホテルなので、ちょっと安っぽいというか、簡素的な感じのホテルをイメージしてしまう。。

 

”シャコティスお姉さん”は大きな箱を大事に抱える手には、それとは別に既に袋が二つも掛けられている・・。そこまでの執念を掛けてシャコティスを日本に持ち帰る動機は何なんだろうか?!帰りに聞いてみたら「同僚に配りたいから!」という事でした。。

 

三ツ星ホテルのポスターが張られているが、ヨーロッパでは必ずしも豪華なホテルの格付けを表すのではなく、宿泊できる客数を抱える規模を表す場所もあるというので、一概には評価できない”ホテルの〇つ星”である。

 

エコテルの部屋はどんな感じかな?!

さてルームカードを貰った後はエレベーターが混み合うので、先を急ぐ人達に譲ってゆっくりとエレベーターに乗り込みます。

 

こちらがエコテルの部屋、ドアを開けて室内を見た瞬間に思わず「狭っ!」って言葉が出てしまった。。

 

部屋にはギリギリ、ベッドが2台置ける位の面積しか無かった。今までツアーで訪れたホテルの部屋の中でも”最も部屋が狭いレベルに値する位の部屋”だった。しかもボクは1人で泊るからいいけど、2人連れの人達もこれと同じサイズの部屋でした。

さすがエコを優先した、エコテルですね・・・(笑)

 

部屋が狭いという事はシャワー室も勿論狭い・・・・。まあそんなに広いスペースのシャワーを求めてもいないんだけどね。。

 

まあシンプル・イズ・ベストという感じのスッキリとした、トイレ&シャワー室とでも言いますか。。

 

まあ一晩寝るだけだし、これ位で文句を言うのであればもっと酷い環境では生きていけないので、これ位は許容しないといけないレベル。逆に言えば「こんな贅沢な部屋に泊まれるだけでも有難く思えるレベル!」と考えなきゃいけないのである。

 

近くのショッピングモールまで買い出しに

部屋に一旦入った後、希望者のみ添乗員さんが近くのショッピングモールまで案内するとの事で、ツアー参加者さんの大半がロビーに集合していた。そんなロビーにはドコかで見たような牛の置物が置かれていた。ボディにはリトアニアの紋章の絵が、描かれていましたね。

 

近くのショッピングモールまでは徒歩10分程の距離、ホテルを出て右側に向かい、道に面したらその道沿い右側に歩くと辿り着くとの事。

 

 

 

こちらがそのショッピングモールで、22時まで営業しているそうだ。

 

ショッピングモール内に入ると、明るく開放感のある空間が広がっている。

 

入口周辺にはクリスマスプレゼントの箱が、大小のサイズで沢山置かれていた。でも警備員が居ないという事は、箱には中身が入っていない可能性が高いと推測。。

 

こちらは、このバルト三国地方でよくお世話になった「MAXIMA」(マキシマ)スーパー。このMAXIMAはリトアニアの会社で、リトアニア国内では最大資本規模の会社なんだとか。1992年に最初の店舗をオープンし、それから順調に成長し、今ではリトアニア国内の小売市場のシェア約70%を占有する大会社となっているのである。リトアニア国内だけで約240店舗、買収したグループ会社を含めるとヨーロッパだけで約1,100店舗を超えて約35,000人以上もの従業員を雇っているという。

ちなみにMAXIMAの後に「××」と×が2つ並んでいるけど、これはお店の規模を表している。×が2つだと中規模の店舗で、15,000~30,000人程度が居住する大都市郊外に出店されるレベルだという。

 

そしてこちらのカッティングされたパルメザンチーズが添乗員さんのオススメだという。12ヶ月ものから36ヶ月ものまで、熟成期間違いで商品が置かれていた。

 

すると、こういうパックツアーではあるある話の「添乗員さんがオススメする商品は直ぐに売り切れちゃう!」が、まさしくここでも起こっていた。

なのでこういうスーパーに行った時にはなるべく添乗員さんの近くに居て、オススメ商品を早めに聞き出して商品を入手した方がいい。

 

こちらのスーパーにも、バームクーヘンの原形となったとも言われる、リトアニア名物のシャコティスが置かれている。ただ残念ながらスーパーでも小さいサイズは無い。買って帰る人は家族で食べるから、これ位は直ぐに食べて無くなってしまうんだろう。

 

今はクリスマスの時期で売り時なのか? シャコティスが山積みで売られていた・・・

これぞ、本当の山積みである(笑)

 

さて色んなアルコールが売られていて、フルーツ味のリキュールなども多く売られているので、色々と目移りして悩んでしまう・・・。

 

迷った時はパッケージのデザインを見て選ぼうという事で、こちらのシマウマ柄のアルコールを選んでみる。

 

そして昼間に飲んだ、こちらもリトアニア名物の蜂蜜酒(ミード・リキュール)を探していたら、何と日本のウイスキーがこんなリトアニアのスーパーマーケットでも販売されていた。日本のウイスキーは世界的にも人気になっているとは聞いていたけど、その言葉を実感した瞬間であった。

 

一通りお酒ゾーンを探しても見つからなかったので、添乗員さんに助けてもらって探し出した蜂蜜酒コーナー。意外と種類があり、どれを買うかここでも迷ってしまう・・・。

 

こちらの「Trakai」という蜂蜜酒が、今日の昼に味見されてくれたもの。添乗員さん曰く「色んな蜂蜜酒を試したけど、この蜂蜜酒が一番参加者さんの中で好評でしたよ!」と教えてくれたので、こちらを購入してみる事に。

ちなみにこの蜂蜜酒は単純な製法で造れるので、人類が最初に造ったお酒と言われている。蜂蜜は”子宝に恵まれる”ものとして信じられていたので、新婚夫婦は満月の時にこの蜂蜜酒を飲んで子供作りに励んだという話がある。そういう話から「Honey moon」という言葉が「ハネムーン」の語源になっているとか。

 

ついでにアルコール度数の高い蜂蜜酒も持ってレジに行くと、何故かレジのおばちゃんにアルコール類を弾かれた・・・。某ガイドブックには22時以降は一般商店ではアルコールを販売しないと書かれていたけど、まだ今の時間は21時過ぎ。ただ何回か聞いたけど「アルコールはダメっ!」って顔をしていたおばちゃん。ちなみにこのレジのおばちゃんだけかなと思っていたら、他のツアー参加者さん達もアルコールは残念ながら買えていなかった。。

 

やや意気消沈して、とりあえず再びクリスマスプレゼントの写真を用意されているフレームから撮る。クリスマスプレゼント代わりに蜂蜜酒が欲しかった・・・というのも味見してみて、とても気に入った味だったから。。

 

このショッピングモールにも、ドコかで見た牛さんを発見。ちょっとファンキーな柄をしているような。。

 

さらにもう一匹、新たに牛さんを発見。どうも派手な柄が標準みたいでしたね。

 

アルコールは残念ながら買えなかったけども、ツアー参加者さん達と楽しく話をしながらホテルまで歩いて帰る。。

 

こちらは添乗員さんがオススメしていたパルメザンチーズ、12ヵ月物(1.35€)・18ヵ月物(1.67€)・24ヵ月物(1.84€)・36ヵ月物(2.39€)と熟成期間違いで4種類購入。12ヵ月物と36ヵ月物では値段は倍ぐらい違ったけど、実際に食べ比べてみると36ヵ月物はとても味わいが深くて濃厚な味でした。それと比べれば12ヵ月物は味がカスカスな塊を食べているような感じだった・・・。

なのでもし買う機会があれば36ヵ月物を強くお勧めします!

 

こちらはまた板チョコ、相変わらず板チョコの爆買いをしてしまいます。。

 

それ以外にも少しお菓子を購入。お菓子も買えば、買ったで少しは思い出に残りますからね。

 

という事で今日はアルコールを購入できなかったので、昨日購入していたチューハイ的なお酒を飲んで、本日訪れた名所などを復習する。

 

そして1本では終わらずに、2本目はビールを飲みながら明日の観光内容を予習します!

 

という事で明日の模様はまた次回に続きます!

↓↓↓↓バルト三国旅行記:初回↓↓

【バルト三国旅行記①2019】クリスマスマーケットを求めて!阪急交通社ツアー参加
阪急交通社トラピックスのツアーで訪れた12月のバルト三国。楽しみにしていた12月のクリスマスマーケットを求めて、飛行機に飛び乗ります!

【コメント欄】