台北のねじれた”億ション「陶朱隠園」”を間近で眺める編-オカンと行く台北周遊旅行記ブログ-21

【充実の台湾北部周遊3日間】3日目

【阪急交通社(トラピックス)ツアー】2019年9月6日~8日

 ねじれる価値は?!

台湾旅行3日目最終日、昼時の自由時間。本来は先程訪れた台北101のフードコートで昼食を食べたかったのだが、あまりにも人が多過ぎて他に行く事にした。

 

台北101の展望台から見えた方向に進んで行くと、お目当ての建物が近づいてきた。それにしても凄い設計の建物である。

 

台北のねじれた億ション付近の様子 動画

 

台北の街には横断歩道によっては、このように歩行者信号用のボタンがある。それにしても綺麗な街並みとは裏腹に落書きされて、ちょっとこの街のイメージに合わない信号機である。。

 

そして現地ガイドさんが是非見て欲しいと言っていた台湾の信号機。青い信号から赤信号に変わる途中は、トコトコと歩いていた信号機表示が急にダッシュする姿に変わり、何とも可愛らしい表示となります。

 

台北の点滅する信号機 動画

 

 ねじれ億ション『陶朱隠園』の登場

そしてやっと大きく見えてきた億ションこと『陶朱隠園』のマンション。地上21階建て高さ93mで一部屋はなんと200坪!それと1フロアに2部屋のみという豪華な全40戸のマンションである。

 

1部屋辺りのお値段は数十億という価格だそうだ・・・・高級マンションを通りこして”超高級マンション”である。シャープを買収した鴻海の会長である郭台銘氏が、1フロア買い(2部屋)したとも言われている。

 

ねじれ億ション『陶朱隠園』の景色 動画

 

そしてこの上から下まで約90度にねじれた形状も特徴的だが、このマンションは約2万本もの木々が植えられている。その辺の公園よりもよっぽど多くの木がこのマンション内に設置されているのである。ただそれだけの木を維持しようと思うとかなりの経費が掛かりそう。だからその分も含めて”とてもいいお値段”のマンションとなっているようだ。

 

そんな”超高級億ション”を前にして、手は出ないけど手は上がる男。。

 

約90度ねじれているマンションだけあって、下からその頂を見るとこのように畝って曲がっているのがよく分かる。それにしてもこんな形状で耐震構造とかは大丈夫なんだろうか?でもこれだけのお値段で販売しているだけあって、その辺の対応は万全なハズ。

 

マンションの周りはまだ工事中だった。このマンションを建設している会社は日本の熊谷組の100%子会社なんだとか。人が住んでいる感じが見て取れなかったけど、もう既に完成しているのかな?!

陶朱隠園(タオヂュインユェン)
わたしたち熊谷組グループは持続可能な社会の形成に貢献し、安全と品質、生産性を向上させる技術の開発に取り組みます。同時に社員一人ひとりの個性と能力を活かし、活力のある企業を目指します。 「技術力」と「人...

 

そんな億ションを間近で見る事が出来たので、とりあえず台北101方面に引き返します。その途中、どこかで昼食を食べようとお店を探します。

 

昼間からビアーハウスってのもいいけど、ビールを飲み過ぎそうなのでパス。それにオカンと一緒なのでね。。

 

新しいランドマーク的な存在になるハズの超億ション『陶朱隠園』。それだけ高い値段のマンションでも需要があるのだろう。住むというよりは投機目的での売買になりそうだけど。

 

 セブンイレブンで昼食を!

台北101に戻る途中にセブンイレブンを発見。「ここなら待たなくても買えるし」という事でオカンの了解を得て、ここで昼食を食べる事にする。

 

セブンイレブンでも日本国内とは違い、店舗内には生ビールが出るサーバーやジュースのサーバーなども置かれている。

 

昼食は何を食べようかな? サンドイッチもいいけど・・・

 

あっおにぎりを発見!やっぱり日本人にはおにぎりでしょ!台湾は米もそこそこ美味しいので、これに決めた。

 

やっぱりコンビニ内は綺麗に品物が整理されていて、まとまっている。

 

本日の昼食はこんな感じ。店内にはイートインスペースが設置されていてそのスペースは大きくて、ゆったりしていた。でもこれだけ見ていると台湾に居てるという感じが全然しないね・・・。日本国内でいつも飲んでいるサントリー・プレミアムモルツは台湾でもそのままのデザインで売っていたので思わず手が反応してしまった。。

 

暑い中、億ションを求めて彷徨い歩いたのですっかり汗だくなオカン。とりあえずサンドイッチに喰らいついて食欲を満たしていた。

 

こちらは明太子的なものが入っていると思われるおにぎり。

 

ここで購入したサントリー・プレミアムモルツの缶は日本で販売されているデザイン、そのまんまであったが側面の表示はこのようにシールが張られていた。わざわざ台湾向け用にデザインを変更した缶を作るより、このようなシールを張った方がまだ生産性がいいのだろう。

 

ついでにお金が残っていたので、タブレットも購入。何とも可愛らしいデザイン。

 

 腹ごしらえ後は台北101に戻る

コンビニで昼食を食べた後は集合場所の台北101に戻る事とする。

 

ただ集合時間が14時となっていたが、今の時点で13時55分となっていて焦るオカン。

 

集合時間10分前までにはその場所に着いているようにしているオカンにとっては、遅れるという事は一大事。カワイイ息子のワガママに付き合ったばかりに、集合時間に遅れようという事態に陥ってしまってイライラを見せだすオカン。

 

そんな風にオカンが苛立っているにも関わらず、ボクは台北の街の写真を撮り続ける。

 

せっかく遠路はるばるやって来たので、気になった物は写真に撮っておかないと勿体ないと思うボク。

 

そんなボクを見て、オカンが一言「もう置いていくで!」。。

 

ここには三越も進出していた。ただ他の日本系デパートは大体が撤退しているとか。

 

そんな三越の中には今や日本国内ではとても人気のある無印良品も店舗を構えている。

 

意外とさっきのねじれ億ションから、台北101までは歩きで時間が掛かる。てっきり5~10分で辿り着くと思っていただけに、ちょっと油断していた。

 

この台北101はとても高いので、近くの場所から見えるけども歩くとそこそこな距離。

 

そろそろ小走りになりだすオカン。真面目人間なので、多分今頃テンパっているハズ・・・。そんな後ろ姿を眺めつつ、大股で歩いていく。

 

 集合場所に到着し、台北空港へ向かう

台北101の建物内に入ったのはいいけど、結構広くてその建物内の集合場所を探してちょっと迷う。。

 

そしてこのアップルショップの前が集合場所だったので、何とか探し出して団体に合流してホッと一安心のオカン。結局トイレに行っている人が居て、最後の合流者とはならなかった。

 

台北101内の景色 動画

 

集合したものの、バスが来るのが遅くて建物内で待たざるを得なかった。。

 

台北101の展望台に行ったからこそ、さっきのねじれ億ションまで辿り着く事が出来た。オカン曰く「バスの中で現地ガイドさんがその話を言っていたよ」と言っていたが、他の人に聞いても「そんな事、言ってたっけ?!」との事。バスの中では意外とガイドさんの話を聞いている人と全く聞いていない人に分かれるようだ。ボクは結構話は聞いている方なんだけど、その話は全然知らなかったけどね。

 

台北が近代的な街になってきている立役者かもしれない台北101。オフィスも沢山入っていて、台北の経済を引っ張っているのである。

 

10分程バスが来るのを待って、台湾旅行は終了。後は空港へ向かうのみ。

 

バスに揺られる事、約1時間で台湾最大の国際空港である「台湾桃園国際空港」に到着します。あとは日本へ帰るのみ!

その様子はまた次回に続きます!

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