ラストナイトはシラ(Sira)でイスラエル産クラフトビールを味わう-イスラエル&ヨルダン旅行記50

【神秘のペトラ遺跡&死海&聖地エルサレム巡礼旅】6日目

【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年8月23日~30日

 お酒はみんなで楽しく!

エルサレム新市街地にあるモダンなレストランで夕食を済ませて、ホテルに向かうのに再びバスが停まっている所まで戻ります。19時過ぎで辺りはすっかり暗くなりかけていて、暑さもなくちょうどいい気温。

 

この旅行も後は明日午前中に再びヨルダンに移動し、午後の飛行機に乗って日本に帰るだけ。

後は今晩どれだけ楽しむかだけです!

日中は陽が当たるので暑いけど、その太陽が姿を消し始めるこれ位の時間からが活動するには快適な時間でもある。

 

昨日スーパーで買った500ml瓶ビールが2本も残っているので、今晩飲み干さないと荷物になってしまう。ただ帰りの飛行機はエミレーツ航空なので預け荷物は27kgまではいけるので、瓶ビールは飲まなくても持ち帰りは全く問題ないのだけど。

 

ほろ酔い気分でバスに乗り込み、連泊のホテルまで移動する。

 

「PRIMA PALACE」ホテルに到着。まだ20時前でオジサン方が前の日に「最終日前はみんなで飲もう!」って言ってたけど、ホテルに着いた途端エレベーターに向かい「お疲れさ~ん、お休みっ!」って部屋に消えていった・・・。

 

 夜のエルサレムに繰り出す!

という事で今晩の予定をどうしようかと考えて「今日も昨日行ったバーに行きます」と言っていた”食パンマンお兄ちゃん”に電話をすると「もうちょいしたら出掛けるので、一緒に行きましょう!」と言ってくれたので同行する事にする。

 

更に若手女子コンビとも合流し、一緒に夜のエルサレムに繰り出す。彼らは3人で前日も地球の歩き方に載っている”イスラエル産クラフトビールが飲めるバー”に行き、そこで出会った元店員のエルサレム在住日本人女性と、また他の人達とも交流し楽しい時間を過ごしたそうだ。

 

そのバーに向かう前にエルサレムの夜景が見たいという要望もあり、エルサレムの街歩きを進める。すると「ちょっと寄りたい店があるので、先に寄りま~す!」との事でこちらのインテリアのお店に立ち寄る。

 

”ドSちゃんお姉さん”はこの観覧車をグルグル回して、とても買いたそうな顔をしていた。昨日も買おうか?悩んでいたみたいだけど、今日も悩んでいたけど最終的には買わなかったね。

 

 

見た事のあるパラソルの通りだと思ったら、さっき夕食を食べたレストランの近くだった。

 

さらに女性陣は近くにあった雑貨店に入り、アクセサリー類を眺めていた。。

 

いつもは大体1人で夜歩きするので、今日みたいにツレが居ると何かペースが狂ってしまうような。。ただ1人では起こらない出来事が起こるのでソレはまたソレで良しとして、今を楽しむ事にしよう!

 

 新市街地のアルコールショップに入る

その付近にあったビールなどが売っているアルコール・ショップがあったので、そこにも入ってみる。

 

この夜歩きメンバーの内、3/4がビール好きなので迷わず瓶ビールを購入する事に。USドルは使えずに現地通貨かクレジットカードでの支払いになる。

 

ここでも記念写真を撮る、にこやかに写真撮影に応じてくれる店員さん。ビールのお土産を買う時は重量的には重たくなるけど、やっぱり缶ビールより瓶ビールの方がいい!味も印象的に缶より瓶の方が美味しく感じるし。

 

閉店時間ギリギリで愛想よく対応してくれた店員のお兄さん、ただし値引きはしてくれなかったけどね。。

 

そこそこイスラエル産のクラフトビールが置いてあった。ただ330ml入りの小瓶で1本5ドル前後とそれなりのお値段。イスラエルは周りの国に比べても物価が高めなので、そんなもんなんだろう。

世界的に有名なお酒も置かれていたけど、イスラエルを訪れた記念に1本購入する事に。

 

ボクがこのビールを選んだ理由は、ラベルのデザイン!ただそれだけ・・・。元々印刷系の仕事をしていただけあって、商品を購入する際の決め手は外見・デザインに左右される事が多い。「人は見かけによらない」という言葉もあるけど、その人の内面って外側に沁み出してきている事が多いし。

 

京都銀行のCMみたいに、長~~~~い自転車が連なっているデザインが裏側まで続いています。

 

これから夜の街歩きをするので、手荷物があると邪魔になるけど瓶ビールを買っちゃいました!

 

その後、まだバーに行くのは早いので昨晩ボクが行った夜景がよく見えるスポットに行きたいとの事でエルサレム旧市街地に向かって歩く。

その途中道を歩いていると、ゴツい感じのお兄ちゃんというか、オッチャンがすれ違う女の子に毎回色目を使っていて面白かったので何となく話しかけてみた。これはその時の様子を後ろから撮ってくれていたもの。後ろの女子からしたら「いきなり何を話してたんですか??」という感じだったようだ。

 

こうやって見ると笑顔の可愛い、エルサレムの”ジェイソン・ステイサム”似のお兄さん。ちゃんと結婚して子供までいるのに、まだまだ可愛い女の子に手を出そうとしていたようだ。

話してみると中々のナイスガイでした!

昨日ここへ来た時は1人だったけど、今日は若手グループと一緒なので皆で「エルサレム、大好きっ!!」って感じで記念撮影。

 

エルサレムの夜は意外と小さい子供連れが多く、こんな時間でも平気でベビーカーを押している家族連れがいっぱい。人によっては「イスラエルって危ない!」って感じる人もいるけど、実際に訪れてみると、とても平和な感じしかしない。まああくまでエルサレムの街しか周っていないけど。

 

エルサレムの夜景を楽しみにしていて若手女子コンビ。

 

後で写真を見返すと、結構この3人組で行動を共にしている場面が多く見受けられた。ここでも3人仲良く写真撮影していた。

 

もっと夜景が見たいと言っていたので、アルメニア人街を抜けて城壁南側まで連れて行こうとしたけど途中で「もうしんどくなったので、戻ってバーへ行きたい!」と言い出したので、やむなく進路を反対に向け、新市街地に戻る事にする。

今晩は出来ればオリーブ山の夜景と、オリーブ山からの夜景を見たかったので後で隙をみて脱走し1人で行こうかなと画策する。

 

21時半頃とちょうどいい頃合いとなっていて、若手グループが昨日も訪れたという新市街地にあるバーに向かう。

 

ここのバーは外側からでもこの真ん中に見える窓口から注文すれば、外側でも飲めるようになっている。このお店の外で”食パンマンお兄ちゃん”が昨晩一緒に飲んだ外人団体を今日もお店の前で見つけて挨拶をしていた。彼は少し英語が喋れるので、それでコミュニケーションを楽しんだようだ。

 

 クラフトビール・バー【シラ(Sira)】訪問

「確か、こんなに汚い感じの店だったハズ・・・」と言いながら、建物を入って行く。


バー【The Sira Pub】

住所:Ben Sira St 4, Jerusalem, イスラエル(בן סירא 4, ירושלים)


 

この店を知らない人間はこんなスラムっぽい建物には入っていけないように感じる外装である。ただこの辺はスラム街ではなく、あえてこのようなデザインの内装を造ったもので、実際に不良少年たちがその辺で寝転がっている場所ではない。

 

このバーは人気店のようで、店内にもテーブル席2つとカウンター席が10席程あったがとても賑わっていた。

 

もっとジャンキーのような壊れた人間が沢山居てるような外観のバーだったけど、中は意外と普通にバーでした。そりゃ地球の歩き方に掲載されるだけあって、思った以上にまともな店です。

 

ここでも米ドルは使えず、現地通貨シュケルかクレジットカードのみの会計。数種類のビールが飲めるが、特徴がイマイチ分からないので食パンマンお兄ちゃんにお任せで頼んでもらう。

 

それぞれに違うビールを注文し、乾杯!

 

ビール好きの”ドSちゃんお姉さん”はクラフトビールを前に上機嫌。今回の旅は大満足だったようで「またエルサレムに来た~い!」と何回も言ってましたね。

 

このお店に入った時はまだ居なかったけど、途中で若手グループが昨日も一緒に飲んだ、このお店の元従業員のお姉さんが合流する。イスラエルに来てもうすぐ20年近くになるという。日本人とはあまりゆかりのない中東で、その中東でもひと際異質なイスラエルに住んでみたからこその苦労話や経験談を色々と聞かせてもらう。

 

トイレの前もこんな感じ。。初めて訪れる人は「来ちゃいけない場所に来てしまったかも・・・?!」と思いそうな場所。

 

しかし滞在する時間が長くなるほど、緊張感は溶けてリラックスしてくる。

 

2~3年前にここの元従業員の女性が働いている時にフラッと日本人が来て2回目位に「ひょっとしたら地球の歩き方に掲載するかもしれない」と言い残して去ったという。その後、勿論イスラエル在住なので地球の歩き方なんて見る機会がないので、掲載されたとは知らなかったけどある時から急に日本人観光客とみられる人がこの店を訪れるようになり出したという。その様子を見て「あっ、たぶん地球の歩き方に掲載されたんだな!」と感じたとの事。

 

海外で見かけたアジア人が日本人だと見分ける方法の1つに”地球の歩き方を持っている”かがあるという。それだけ日本人観光客にとっては定番となっている地球の歩き方だけど、別名「地球の迷い方」という皮肉な名前を付けて呼ぶ人もいる。ただ昔に比べては改本を繰り返す度に情報の精度は上がっていっているらしいが。。

 

このバーのテーブルにはこんな感じの落書きっぽいのも描かれていて、面白味のあるお店。

 

お姉さんが合流してから、何だかんだで2時間程が経過し「そろそろ・・・」との事で店を出る事に。記念に写真を撮ってもらったけど、パイナップル・アフロな髪形をしたお兄ちゃんも楽しく写り込んでいたね。

 

バーの外の通りは24時頃でもこの賑わい。みんな店の中で飲むより、テラス席で飲む方がリラックスできて楽しいようだ。やっと店を出れたのでこれから1人別行動で「夜景を見に行こうかな・・・」と思っていたら・・・。

 

店に入る時に食パンマンお兄ちゃんが挨拶していた外人団体がまだ店の前で飲んでいて「奢るから一緒に飲もう!」と誘ってくれた。個人的には1人抜けだして夜の街散策をしたかったけど、若手グループは「一緒にもうちょっと飲みたい!」と言うのでご一緒する事に。

 

そこから結局1時間30分、こちらの賑やかで楽しいメンバーで団欒。ただしこう見えてもあまり英語が喋れないボクは、完全に電池切れ状態で彼らの会話を聞いているフリ状態でした。。

 

シラは店内に入らなくても、この窓口から追加注文がオッケー。こういうラフさというか、自由さがあるのがいいですね。立地が新市街地にあるという事で、若者達の姿が深夜遅くまで絶えませんでした。「明日も仕事あるハズなのに早く帰らないの??」と思う位。。

 

結局飲み終わったのは午前1時30分頃。さすがに1人夜歩きするには遅くなり過ぎた・・・。

 

エルサレムの旧市街地の壁にはこんな面白い感じでペイントされているものもありました。こんなのでもちゃんとライトアップされているだけで街の雰囲気向上に繋がるので、いい取り組みだと感じる。

 

飲み過ぎて楽しくてとある行為によって、ハイテンションになった食パンマンお兄ちゃん。女子コンビをホテルまで送るというよりかは、自分がホテルまで送られる羽目に。しかも女子コンビからボロクソに文句まで言われて、踏んだり蹴ったりの夜。でもそれだけ楽しかった事は一目瞭然である。

 

こんな風にアルファベットのライトアップはなかなかいい感じで初めて見た。よくお店前玄関の地面をロゴで照らしているのはよく見かけるけど、建物全体をこうやってライトアップするのも面白い。

 

エルサレムの深夜はこういった清掃車が活動しているので、綺麗な街並みになっているようです。そんな清掃車を横目に見ながらホテルに帰ります。

明日はいよいよ最終日です!その様子はまた次回に続きます!

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