パムッカレの石灰棚で運命的な”西郷どん”との出会いが待っていた-トルコ旅行記32

【トルコ周遊10日間ツアー】5日目

【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】2019年7月中旬

石灰棚での出会い!?

 パムッカレの石灰棚にて

 

トルコのパムッカレ地方にある世界遺産の石灰棚に来ています。ここでは靴を脱いで、温泉が湧き出る石灰棚に立ち入る事が出来ます。ここでちょっとしたフリータイムになり、各自思い思いに石灰棚散策を楽しみます。

 

 温泉が湧き出る石灰棚での景色 動画

 

こちらの様に温泉水が溜まる場所の地面は、水で研磨されているからか、歩いていてもあまり痛くはない。

 

トルコで絶景をバックに足湯を楽しめるとあって、とても楽しそうなツアー参加者さん達。そろそろ旅も中頃になってきたので、それぞれに和気あいあいと仲良くなって楽しんでいるご様子。

 

旅に参加して思う事は、みんなそれぞれに歳が違って自分の父親や母親のような歳の人も参加しているけど、旅行中は童心に返れるようだ。だからそんな歳は関係なくお互いに旅行を楽しめる。

 

ヨーロッパ系観光客が水着で石灰棚の観光をしていた。

 

「ここに水着で来て、こんな水位が低い場所で泳ぐの??」と思っていたけど、近くにあるローマ遺跡を足元に見ながら入れる温泉プールに入るついでにその恰好でここまで来ているのであった。

 

こちらは石灰棚の温泉が溜まっている場所に、浸かってみた様子。モロッコ旅行で知り合ったオジサンから、このような足元を写した写真が送られてきたのでそれを真似して撮ってみたのである。

 

こちらのお姉さんは「キャ~~キャ~~」言いながら、楽しそうに歩き回っていた。現代人は厚底靴の影響で足の裏が弱体化しているので、こういったようにちょっとでも地面に凹凸があれば足の裏が痛くて仕方ないようだ。

 

 温泉が湧き出る石灰棚での景色 動画2

 

恐らくこの写真だけを見れば、雪山に来ているようにしか見えない。。

 

でも石灰で覆われた台地なので、全然冷たくもないし勿論溶ける事もない。

 

そんな白い壁をバックにして、何か面白い写真を撮りたいけどなかなかいいアイデアが出てこないと悩む男・・。

 

皆さんそれぞれに記念写真にお忙しいご様子。今の時代、スマホで簡単に写真が撮れるのでじっくりと景色を見るよりスマホで記憶代わりに写真を撮るという事の方が多い。。

 

添乗員さんは手前の丘の上で、望遠カメラで写真を撮ってくれているのでそれぞれの記念写真はお互いで撮り合います。特に一人旅参加限定ツアーでは「写真、お撮りしましょうか??」と気軽に声を掛けて積極的に写真を撮ってあげましょう!お互いに同じ旅行を楽しむ仲間なので、相手にも楽しんでもらえる事が自分の楽しみにも繋がりますので!

 

石灰棚の地面はこのように石灰が年輪の様に覆っていった跡が見える。ただこの年輪が意外と尖っていて、足の裏を痛みつけるのである。。

 

人類は元々裸足で暮らしていた。それが近年になって靴を履くようになった。そして最近は底が厚い靴が増えて、歩く時に靴底が衝撃を吸収してくれて疲れにくくなったがその反面本来足裏に備えられていた機能が失われるようになってきた。なので昔の人がここを歩いてもそこまで気にならなくても、現代人の足裏は軟弱になっているのでこういう場所を歩くと痛くてたまらない。それだけ本来の人間に備えられている機能の衰えを自覚する瞬間でもある。

 

こちらの溝には大量に温泉が流れていて、ここに設置されている板によって豪快に下に流れ降りて行っている。

 

 温泉が湧き出る石灰棚での景色 動画3

 

写真を撮りながら、ゆっくりゆっくりと進んでいると既に奥の方まで行って返ってきた人に出会う。奥に何かあるか聞いてみると「奥には特に何も無いな・・・」との事。そんなに長いフリータイムでも無いので、そろそろこの辺りで引き返す事にする。

 

温泉もそうだけど自然に湧いて出てくるものって、いくらでも出てきそうな感じだけど無限に出てくるものではなく”有限”でいつかは無くなる。

だからこそ今ここでそれを体感して楽しめるこの瞬間を大事にして、感謝しなくちゃいけない!

何万年というとても気の長くなる時間をかけて、堆積していった石灰がこのような素晴らしい景色を創り上げたのである。自然の創造たる美しさに勝るものは無し。

 

ツアーで参加している方々が撮っている写真とかを見せてもらうと、自分が入った記念写真や誰も人が入っていない景色を撮りたがる傾向にあるが、ボクはあえて人が入った写真も好きである。

 

よく聞く言葉で「同じ景色の写真を撮っても、いい機材を使ったプロのカメラマンには負ける」がある。なのでボクは敢えて人が写り込んだ、実際の現地に行っている感じが伝わる写真を撮れればいいなと思っている。写真を撮るテーマとして”ブログに載せて、その様子が伝わる写真”を心掛けているので。

 

別に写真コンテストに出展する写真を撮りに来ている訳でもなく、目の前の現実を写真に収めるだけ。

 

そんな目の前の様子、一枚一枚を大事に撮影していきたい!

 

目の前で楽しむ人などの様子が、これらのブログの写真を通じて見てくれている方々に伝わっていれば幸いです。と言ってもほぼ自己満足なアングルばかりなんですがね。

 

そしてちょこちょこ旅行し出して、次第に写真を撮り続けていくと写真に収める構図というか、カメラアングルが良くなってきて他の人の記念写真を撮ってあげると結構好評で喜んでくれるようになってきた。

 

写真を撮る時は何を考えて撮影するかによって、全然撮り方もカメラアングルも変わる。人によっては素っ気なく”ただその人を入れて写しただけ”で終わっちゃう人も残念ながらいる。でもボクはその人を笑顔にしたいから、その人が笑顔になれるような写真を撮りたいと思って写真を撮ってあげる。

 

そういう気持ちで他の人の写真をドンドン撮り続けてきた成果が、ちょっとだけ実を結んできたのだろうか?!

 

ツアーでは普段写真を撮り慣れていない人もいて、そういう人は「自分は写真を撮るのがヘタだから、迷惑をかけるので写真を撮りたくない・・・」 と考えるそうだ。でもそう思うと写真を撮る技術は上達しないし、迷惑を掛けないで人生を生きれる訳でもない。もし迷惑を掛けている気持ちがあれば、それを取り返す気持ちも生まれて向上心を刺激するので遠慮せずにドンドン写真を撮っていってみましょう!

 

本当に雪にしか見えない石灰棚。パロディーでスキー板やスノボ板を持って来て、面白写真を撮るのもいいかもしれない。ただ難点は遠いトルコまで大きなスキー板やスノボ板を持ってくるのが大変だ・・・。

 

こういった壮大な自然が創り出したものに驚くも、何千年~何十万年もかけて大自然が創り上げた芸術を人間はあっという間に潰す力を持っている。。

 

そんな大自然が創り上げた芸術品の上を、痛む足の裏で感じながら歩きます。

 

 温泉が湧き出る石灰棚での景色 動画4

 

この石灰棚に流れる温泉の量を見ていると、この辺の温泉が枯れかけたとは思えない位だけどこれも有限なもの。大事にしないといけないのである。

 

こちらでは”インスタ映え”を狙った、アジア系(韓国人?!)の女の子が決めポーズを撮っていた。

 

フェイスブックからインスタに流行は移り、その一枚の写真の美しさを開拓したインスタグラム。どこの国でも若い女性は自撮りに必死である。。

 

こういう写真は背景に人が入らないようにしたりと大変そう。ちなみにボクはフェイスブックは自分の生存確認を知らせる意味でしているが、インスタグラムはアカウントがあるのみで写真の投稿は全くしていない。

 

こちらではオウムを肩に載せたお兄さんが立っている。Tシャツの背中に入ったイラストを見ると、ここで写真を撮ってくれる有料サービスのようだ。

 

通る人に声を掛けていたが、全然相手にされていなかった。でも値段位聞いておけばよかったかなと思う。

 

ツアーで来ている人の自撮りを手助けするだけではなく、単に通りがかりの見ず知らずの観光客の自撮りを手伝ってあげる事も多々ある。基本的には「自分ならこうしてくれたら嬉しいな~~!」と思う事を他人にしてあげると笑顔を増やせると思っているので。

 

左側の彼は大阪トラピックスのツアーで鹿児島から1人で来ていたお兄ちゃん。昨日のパムッカレのホテルで、夜に行われていたベリーダンスのダンサーに最後にチップを渡していた人が見えた。その人が彼だと思って喋りかけたのがキッカケであるが、チップを渡したのは彼ではなく彼の団体の添乗員さんだった。。しかしその会話がきっかけで仲良くなったのである。

 

いつの間にか「LOVE LOVE LOVE LOVE」のシャツを着たお姉さんと仲良くなっていた。。

 

ちなみにこの彼”西郷どん”(と命名)は37歳で今年会社を辞めて、世界を見たいとの事で鹿児島から大阪トラピックスのツアーに参加したそうだ。最終的には大阪に戻った日に夜中にこの”西郷どん”と2人で飲みに行ったのだが、別のツアーに参加しているすれ違うだけの人とここまで仲良くなったのは今までで初めてである。

こういった出会いも楽しいね!

石灰棚の観光は終了し、戻ります。足拭きタオルとかは置いていないので、足を拭くタオルは持って来ておくか、サンダルの方がいいかもしれませんね。

 

すっかりちょっとしたカップル化したように見える”西郷どん”「LOVE LOVE LOVE LOVE」姉さん。

 

ボクが”西郷どん”「お姉さんの足を拭いてあげや~~!」と言うと、真面目な鹿児島男子は照れながらもお姉さんの足を拭きだします。そんな行為に思わず照れて満面の笑みの「LOVE LOVE LOVE LOVE」姉さんでした。。

 

石灰棚を上がって、集合場所を目指そうとしているとムッチリとした体形の女の人達がこちらでも記念写真を撮っています。

 

こんな写真を誰に見せるのか??と思いながら、通り過ぎます。

 

こちらは先程、カメラを持って立っていたお兄さんの写真ブースのようだ。

 

壁に張られている写真を見ると、結構いい感じだったのであえてこういうので撮ってもらうのもいいかもしれない。ここはどうか分からないけど、所によってはネットで写真をアップロードしてくれて、デジタルデータでも貰えるのもある。

 

この辺りは意外とこのように水着を来て、歩く観光客の姿を見かける。また凄い体型をしたカップルが向かってくる。

 

思わず女性の方に見惚れていたが、近くにいた女の人から「あの男の人、凄いマッチョだったよ!!」と言われて写真を見直すと”いい体”をしていた。女性は男性とは見る視点が違うので、そういう話を聞いたりするととても勉強になる。

 

すっかり石灰棚を楽しんでいたら、ここにローマ時代の遺跡があった事などそっちのけだった・・。

こんな様子はまた次回に続きます!

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