ドゥッガ遺跡のトイレで踏ん張った後は、鷹を頭に載せて記念撮影-チュニジア旅行記28

【チュニジア世界遺産紀行8日間】4日目

【1人参加旅ツアー・阪急交通社(トラピックス)】

鷹と共に・・?!

チュニジアのドゥッガ遺跡で見学

チュニジアのドゥッガ遺跡を見学しています。その続きです。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で見学1

この辺りは馬車が走っていて、その馬留も壁に作られていました。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で見学2

この道では馬車が2台通行できる幅があり、また回旋できる広さもあったようです。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で見学3

この壁に作られた穴っポコが馬留に使用されていたそうです。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で見学4

全ての家にこの馬留があった訳ではないので、この馬留が付いている家は”いいお家”だったんだろう。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で見学5

今では観光地でしか見かける事のない馬車も、大昔は人間の大事な足代わりであった。自動車みたいに排気ガスは出さないが、その代わり糞をするので人口密集地の都市などではその臭い匂いが問題になっており、また糞からはメタンガスが発生するなどその時代ならではの問題もあったようだ。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で見学6

この足元もモザイクが敷き詰められていたような感じが。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で見学7

この大きな家跡も有力者がその当時としては豪勢に住んでいたのだろう。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で見学8

しかしローマ帝国もその力で世界を席巻するぐらいの勢いがあったのに、最終的には滅亡してしまう。そこには人間のサガがあり、世代を超えて長い間優秀な組織を維持する事が困難な事を証明している。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡で見学9

右奥の方には、ちょっと見えづらいが「リビコ・ピュニック廟」というローマ時代以前の小さな塔がある。紀元前3世紀頃の指導者を祀った墓で19世紀まで残っていたが、碑文を大英博物館へ持ち去る時に崩壊したという。今残存するものはフランス政府によって再建されたものである。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡内を散策5

道を降りて、次は右に曲がります。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡内を散策6

リラックスしながら、歩いていきます。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡内を散策7

何やら窓のような穴が見える。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡内を散策8

2本の柱が残っている場所に向かいます。ポツーンと建物の入口に目印のように立っている。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡内を散策9

まるで何かを歓迎するような高い柱が入口で迎えているようにも感じる。何なのかな?!

 

チュニジアのドゥッガ遺跡内を散策

お次の場所は「トリフォリウムの家」と呼ばれる。

 

  トリフォリウムの家

チュニジアのドゥッガ遺跡内を散策1

この「トリフォリウム」とはクローバーの意味で、ここは公営の売春宿になっていたという。ただ世間体があったのか、一応は大衆浴場として表向きは営業をしていたようだ。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡内を散策2

真ん中に公衆浴場があり、その周りに小部屋が並んでいる。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡内を散策3

いつの時代でも人間の本質は変わらないという事か。。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡内を散策4

ここで現地ガイドさんが嬉しそうに「あるお客さんから面白い事を言われた事がアリマス。その人はボクに向かって「1回いくらでしたか??」と聞いてきました(笑)。そこで当時の10ドルでしたと言ったら「安~~い!!」とビックリしてましたよ!」と言ってました。

これを聞いたツアー参加者の人が「その話、作り話ちゃうか??」と疑ってましたが。。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡内をグルグル見学します

それは本当か定かではありませんが、このツアー参加者の人達の爆笑が取れたのでオッケーですね!笑いが取れて満足気な現地ガイドさん。

 

  トリフォリウムの家の様子 動画

 

チュニジアのドゥッガ遺跡内をグルグル見学します1

次の場所も何やら扉があったフレームが見えます。

 

 公衆トイレにて

チュニジアのドゥッガ遺跡内をグルグル見学します2

お次の建物は公衆トイレだった場所だそうだ。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡内をグルグル見学します4

このU字型の所に一定間隔で穴が空いていて、足元には溝があります。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡内をグルグル見学します5

このように穴の上に座ると、トイレっぽく見えますね。横の仕切りがない空間です。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡内をグルグル見学します6

「ムムっ!!」と踏ん張る現地ガイドさん。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡内をグルグル見学します7

このような穴が彫られています。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡内をグルグル見学します8

公衆トイレを丁寧に説明してくれる現地ガイドさん。

 公衆トイレの様子 動画

 

チュニジアのドゥッガ遺跡内をグルグル見学します9

こういう形状のトイレであれば、男性は大小ともにこなせるし、男女兼用も出来ない事はなさそう。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡を満喫

公衆トイレ跡でツアー参加者の人と仲良く記念写真を。

「は~~い、踏ん張って~~ポーズ!」

チュニジアのドゥッガ遺跡を満喫1

普通に座り過ぎて、ちょっと面白味が欠けているような感じ・・・。せっかくなんで写真の時は面白いと思うポーズを積極的にしていきましょう!

 

チュニジアのドゥッガ遺跡を満喫2

これにてドゥッガ遺跡の見学は終了です。道端に生えている巨大なサボテンにどうしてもカメラを向けてしまいます。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡を満喫3

こんな大きなサボテンのとげが刺さったら、貫通しそうな・・・。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡を満喫4

サボテンと共に、ローマ時代の幻想を思い浮かべてそんな世界の気分に浸ります。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡を満喫5

帰り道はちょっと登ります。こうやって遺跡内を歩くのもいい運動になります。なので体力にまだ自信のある時に積極的に海外旅行に行っておきましょう。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡を満喫6

これにてドゥッガ遺跡の見学は終了となります。最初にバスを降りた付近に無料のトイレがあるので、トイレを済ませておきましょう。

 

 鷹と記念写真を!

チュニジアのドゥッガ遺跡を満喫7

ドゥッガ遺跡の見学を終了し、その出入口付近にさっき鷹を乗せてくれるサービスをしてくれるオジサンが居たので、記念に鷹を乗せて記念写真を撮る事に。

するとこんなミラクルな指入り写真を撮ってくれました(笑)!ぎりぎりボクが辛うじて写っているという奇跡的な一枚です!

チュニジアのドゥッガ遺跡を満喫8

あんまり鷹に近寄ると目を突かれるかも・・・と思いつつ、鷹をガン見しました。しかしさすが”空の王者”だけあって、微動だにしていませんでしたね。。

 

チュニジアのドゥッガ遺跡を満喫9

ついてに頭にも鷹を乗せてみます。

 

思った以上に大人しく、飼いならされている鷹なのか羽ばたきもせずに頭の上でジッとしていましたね。

 

そして、せっかくなんでこのグラサン・オジサンと一緒に記念写真を撮ります。とここでまさかの”斜め写真撮り”の技で出ます。

カメラを約45度傾けて、写真を撮る荒業です!!

とてもノリのいいグラサン・オジサンでしたね。

 

これだけ写真を撮らせてもらって1TND(約37円)とは、安すぎる・・・・。

 

こちらのお父さんも鷹を乗せて写真を撮ってもらっていましたが、このグラサン・オジサンがカメラマンまでこなしてくれます。

 

しかもグラサン・オジサンは1枚で終わらずに、何枚も色々と角度を変えたりして写真を撮ってくれてサービス精神満載です。これで1TND(約37円)です。。

 

そんな風に鷹との写真を楽しんでいると、劇場手前のスペースにバイクを持ち込む若者の姿が見えました。

 

彼らはイタリアの人気バイク「ドゥカティ」をここに持ち込み、ドゥッガ遺跡をバックに写真を撮ろうとしていた。ちなみにこのドゥカティ創始者の一族は古代ローマ時代まで遡る由緒ある名家だそうだ。

 

 ドゥッガ遺跡を後にしてレストランに向かう

ドゥッガ遺跡の見学を終了し、バスに乗って近くのレストランに向かいます。本日の昼食はイノシシ肉です。どんな味か楽しみです!

その様子は次回に続きます!

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