リマで歴史地区を観光し、再びヒューストン経由で帰るもまたトラブル発生・・-ペルー&ボリビア旅行記⑫

南米(ペルー&ボリビア)旅行記(HISツアー) 8~9日目:ペルー~アメリカ(リマ観光~ヒューストン)




ウユニ塩湖&ペルー大周遊 10日間 HISツアー 
、8日目。

本日が実質最終日。後は長~い飛行機での移動時間が待っている。

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朝5時出発という早起き。最後まで早起きのツアー・・・。

 

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まだ辺りは暗い。

 

リマ空港へ移動

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早朝の為に早々とラパス空港に到着。南米は早め早めで行動しないといけないので、空港到着も早めに設定しているのだろう。

ちなみにこれは他の日本人ツアーの人に聞いた話だが、ボクらがペルーに着いた2日前の日に日本人ツアーを狙った強盗事件が発生したそうだ。

強盗だ

空港はガードが固いので、空港を出た所でバスを襲ったそうだ・・・。何気なくツアーを過ごしてきたが、無事に過ごせていた事に感謝する。ここは日本ではないのだ。生きる為に人を襲う人が居るのだ。

 

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ラパス空港内のジュースの自動販売機。日本の自動販売機とは、またちょっと違うディスプレイの仕方。ちなみにラパス空港の保安検査を受ける前のフロアの売店は全然クレジットカードが使えない・・・。意外とこういう所が南米っぽい。

 

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保安検査後の免税店等ではクレジットカードは使用可能。ただし、外の4~5倍くらいの値段。空港の内は高くても買う人は買うのだから、その値段になっているのだろう。

「成るべくして成る」 ってやつ。

 

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遅れもなく順調にフライトは出発し、ペルーのリマ空港に到着。何か思い出すな・・・?と。

 

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そういえば、ヒューストンからリマに着いて全然荷物が出てこなかったの、ここだった!しかも同じゲート。。。あの時と違って明るいが。今思えば、「幸先いい」と思い込んだあの時。

スーツケースが1個届かなかっただけで、誰もケガをせずに飛行機や列車のキャンセルもなく無事ここに帰ってくる事が出来た。本当に幸せである。

 

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お約束の・・・とチラッと頭をよぎるも、無事スーツケースとご対面。そんなに南米をなめてはいけませんね!

 

世界遺産のリマ歴史地区観光

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リマ空港からバスに乗り、世界遺産のリマ歴史地区を観光する。

 

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サン・フランシスコ教会・修道院に到着。なお、本日はペルーの大統領が罷免され今日の午後に大統領職を辞するか継続するか決まる日。

下手したら街で暴動が起こる可能性があるらしく、ちょっと物々しい。またバス内のカーテンは閉めて荷物は足元に隠して下さいとのアナウンス。ちょっぴり緊張感を感じる。

 

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外に出てみると、言われる程の緊張感は感じない。サン・フランシスコ教会・修道院は内部は写真撮影できない。

地下墓地には沢山の人骨が並べられている。おびただしい数。それにキレイに並べられている。几帳面な人達が居たのだろうかと想像する。

 

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横の通りもそんな危険な感じはしない。

 

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ただし警官隊がバリケードを築いている。この道は通れない。

 

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少し回り道をする。

 

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リマの歴史地区の中心にある広場、アルマス広場に歩いて到着。こちらの建物、一部が修復されていますが一番古い建物だそうです。

 

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ヤシの木が生えている。ちょっと南国ムード。

 

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市庁舎前、凄い数の報道陣。大統領の動向を取材しに来ているのであろう。

 

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こちらは大統領府。元々大統領がここに住んでいたが建物の老朽化の為に現在は住んでいない。ここに、もしまだ大統領が住んでいたら、今日は大変な騒ぎになっていただろう。

 

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アルマス広場から歩いてすぐの所にあるお店で昼食。

 

昼食タイム

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久々のクスケーニャ! 上手い!

実は昨日の晩、久々にビールを呑んだがこの旅で喉が痛くなった為に呑んだ時に喉が痛くて全然美味しくなかった。懸命な?うがい薬での うがい喉ぬーるスプレー のおかげかだいぶマシになった。

それもあってか余計ビールが美味しい。

 

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今日もチキン料理。南米のチキンはあまりハズレがない。これも中々美味しかった。体調も良くなってきた為に見事完食。横のテーブルの人が「完食だったね、体調良くなったみたいだね!」と声をかけてくれた。

「横から良く見てるな~~」と少し感心する。

 

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日差しが出てきて、だいぶ暑くなってきた。半袖でちょうどいいくらいの温暖な気温。

 

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2階にバルコニーがあるのが、ここら辺の建物の特徴だそうだ。

 

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美味しい昼食を食べたせいか、”ズンズン”と歩いていると1人だけだいぶ先を歩いていた。同じツアー参加者に「早く歩きすぎ!」と指摘される。

 

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ちょっと離れた所でバスを待つ。

 

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暴動が起こりそうな感じなど見せない街並み。そんな緊張感も感じなかった。

 

ラファエル・ラルコ・エレーラ博物館

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お次は 「ラファエル・ラルコ・エレーラ博物館」

インカ文明は文字を持たなかったので、昔どうことをしていたかは分かっていませんが土器で色んな形を残しています。

大昔の土器から、卑猥な?土器まで沢山揃っています。交尾活動は重要な人間の行動で文化でもあります。これだけは昔の人も今の人も同じ事をやっているみたい。

 

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中庭には沢山の植物が植えられています。

 

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昔の人の装飾品も沢山飾られています。文字が無かった分、形を見て当時の考え方を想像します。

 

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当時の王様は神様のしもべという存在であったみたい。ワンピースの世界で出てきそうな世界感。というかワンピースがこういった文化を取り込んだだけなんだけどね。

 

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猫の尻尾みたいなサボテン。色んな種類があるみたい。

 

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気持ちのいい天気。緑に囲まれて、至福の時間。

 

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そこからバスでリマ市内へ。なんか初日にバスの中から見た像がある。

 

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ペルーのカップルのパワースポットになっている場所らしい。ストレートな表現の分かり易い像。

 

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日本のカップルは意外と恥かしいのか?同じポーズで記念撮影するかと思いきや、皆さん遠慮していた。「や~れ!や~れ!」とまくし立てるも、やっぱり遠慮。

 

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何か音がするのが近寄ってきたと思い見上げると、空中を飛ぶおっちゃんが現れた。3回くらいこの辺りを往復するも、3回目は誰にも相手されずに虚しく消えていった・・・。ちなみにこれは大学の入学希望者を募る宣伝であった。

 

ショッピングモールにて自由時間

Shopping Center Larcomar-2

それから横のラルコ・マル 大きなショッピングモールへ。

 

Shopping Center Larcomar

なんとここで自由時間3時間という、謎のゆったりタイム。ショッピングモールといっても地元感のある店が少なく、世界的なブランドのお店が多い。

 

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仕方なしにその中にあるスーパーマーケットに入る。

 

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旅行小遣いは使い切ってしまって、予算オーバー。一応お土産はここまでに買ったので、買い物はせずにウインドウショッピング。ペルー土産といえば、コーヒーも人気があるそうだ。

その後1人参加者達と現地ガイドさんを探して、ショッピングモールを歩き回るも見るからず・・・。1時間歩き続けて、疲れたのでビール呑んで一休憩する事に。

 

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芝生の上に寝っ転がって乾杯!

ウマっす!!

今回の旅を振り返りながら、色々な感想を話し合う。すると向こう側で同じツアー参加者のカップルも時間を持て余して座っているのを発見。

 

という事で再度乾杯。優しい外人さんが撮ってくれました。さすがに自由時間3時間は長すぎる。

かといって、早めに空港に行ってもそれはそれでやる事がないんだけどね。

 

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ちなみにこのショッピングモール、横は海。

 

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海岸線が広がっている。

 

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夕日が見える。キレイだ。ただビール呑み過ぎですっかりいい気分。

 

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スターバックス。

 

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車道で堂々と立って、新聞を販売している。恐ろしい光景。。。日本では考えられない。勿論、売るのは車が止まっている時。

 

リマ空港にて

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リマに来る時のクルーっぽい。一番左のおっちゃんの顔が記憶に残っている。

 

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リマ出発が23時50分くらい。なんと4時間以上の待ち時間がある。さすがにお疲れ。眠りたいも飛行機の中で寝れないと困るので寝るのを我慢。空港内のお土産屋さんを回る。

いつも海外に行くと買う海外のフリスク的な菓子。これ1個500円くらいする・・・。

 

ペルー フリスク的な

意外とペルーのがいい値段。買おうか悩む。

すると横にいた1人参加者の女子に 「悩んだ時が買い時!」 と声を掛けられる。ちなみにこの言葉はボクが彼女に買い物で迷っているのを見かけた時に掛けてあげた言葉だった。数秒考えるも、その通りだと思い行動に移す。

とりあえず2個と他のお菓子も持ってレジに行くと「4個買えば1個タダになりますよ!」と言われる。「いらね~」と日本語で返事。

その後、搭乗までの長い時間をまったりしながら過ごす。ちなみに1人参加者の女子はフェイスブックで昔エライ目にあったそうだ。元彼の彼女から誹謗・中傷を延々とされたそうだ。。

この旅は他の参加者と沢山話が出来て、とても楽しかったし勉強にもなった。搭乗まで寝ずに我慢し、サンドイッチを食べて腹ごしらえ。周りの参加者は居眠りタイム。万が一スリが来たら困るので1人見張り。

 

ヒューストン空港に到着・乗継

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久々のヒューストンに無事到着。入国審査も簡単にパス。これは夕日ではなく、朝日である。

 

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朝方にヒューストンに着いた。

 

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しかし搭乗まで2時間半もあり、再び空港内でのフリータイム。

 

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ただ行きにアメリカ土産を買う時間がなかったので、ここはチャンス!

 

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その前に飛行機で機内食を食べなかったので、腹ごしらえ。

 

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さすが、アメリカと思うような最先端なタッチパネルでのオーダー&会計。会計まで自分でクレジットカードを通して、終わらすシステムのようだ。

 

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アメリカといえば、 肉!

 

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インカメラが付いており、搭乗券のバーコードを合わせると便内容の読み込みが出来る。でも別にスキップも出来るので、必ずしないといけない訳ではないみたい。

 

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飛行機乗り遅れを防止する為の機能かな?

 

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こちらの内容でオーダー。なお、ちゃんと店員さんが居てます。ちなみに1人参加の女子はドリンクを忘れられてました・・・・。最先端でも人為的ミスは消えません。。。

 

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とりあえずアメリカでの初ビール!

 

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なお、このタブレット端末でゲームもできます。料理が出来上がるまでの時間潰しに最適。

みんなで競争!

 

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メニュー写真に比べると、微妙な見た目。期待しすぎたかな。そこそこな味。まあアメリカ的な味でした。

 

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その後、近くの売店を物色。メジャーリーググッズで親父の欲しがっていたホセ・アルトゥーベのバブルヘッド人形は置いてなかった。イマイチ欲しいのがなかったので、お菓子の売店へ。

 

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すると昔小さい頃によく食べていたメジャーリーグガムを発見!

 

メジャーリーグガム

懐かしい! 大量買いする。

そして他のお店も見て回っていると、1人参加のお兄さんが「添乗員さんが急ぎボクらを探してますよ!」と声を掛けてきた。

何やらトラブル??

 

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すると、ヒューストンから乗る予定だった飛行機が、3時間遅れるそうだ。添乗員さん曰くは飛行機の故障らしいが、ユナイテッド航空側の説明は悪天候だそうだ。故障等で飛行機会社の都合にすると、色々な賠償があるので悪天候のせいにする事が多々あるとか。

それはさておき、飛行機が3時間遅れると・・・・・

日本の成田空港に着いてから当日伊丹空港に行く飛行機に間に合わなくなる!

そして当日中に飛ぶ飛行機も無い・・・・。
(羽田空港から飛ぶ最終便も移動も含めると間に合わない)

飛行機の遅延は冗談かな・・?と思うも、どうも本当みたい。

 

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その為に東京で一泊して、翌日の飛行機で帰るしかないそうだ。ここに来て、痛恨のトラブル!

それならとヒューストンで一泊して少し観光して翌日の飛行機に乗って帰る案が思い浮かんだが、翌日の飛行機が空きがないらしい。諦めて、東京一泊を受け入れる。宿泊費用は向こう持ちだし。

しかも受付のお姉さんが取ってくれたのは、羽田空港から伊丹空港に飛ぶ便。。。成田空港→羽田空港に移動する必要がある。移動が面倒クサイ。

ちなみに1人参加の女子は自分で成田空港→関西国際空港に帰るLCC便を取っていたが、それも別便を取ってくれるらしい。LCC便を自分で手配しているのに、それを保証してくれるなんて本当!?と思って添乗員さんが再度聞いたがチケットを手配してくれるそうだ。

なお、余談ではあるが最終的にこの話は日本に帰ってみるとそこまでは保証できないとキャンセルになった。女の子も交渉したが、ムリだったそう。この子は翌日の朝に用事があり、どうしても大阪に帰る必要があったらしい。

その為に、日本に夜着いてその後夜行バスに乗り、大阪行きが空いてなかったので名古屋まで帰り始発の新幹線で大阪に帰るというトリッキーでハードな帰路に着くことになった。

 

ヒューストン空港内を散策

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まあ、とりあえず「なるようにしかならない」ので、出来た時間を有効に使おうと相談する。

3時間もあるので、外に出てショッピングセンターに行く案もあったが万が一帰れなかったら困るので・・・という事で空港内を散策。

 

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思った以上に広い空港敷地。付近は人影なし。

 

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ウイングシャトルに乗って移動。ちなみにこのウイングシャトル(通称:シャトル)は、鉄道等ではなくあくまでもエレベーターなどと同じ扱いになるらしい。
※水平式エレベーター扱い  WIKIより

 

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広大なヒューストン空港の駐車場。何もない。。。

 

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ヒューストン空港内のマリオットホテル。いい値段がしそう!

 

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上を走るニュートラムにも乗る。

 

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ちなみに乗継でも空港の外に出る事は出来る。しかも簡単に一方通行の出口から外に出れる。ただし、入る時はパスポートと搭乗券を見せて保安検査を受ける必要があるが。普段旅行の時には、乗継では外に出ないのでいい経験となった。

 

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子供達はコンセントに群がっている。現在人はコンセントなしでは生きていけないのだろう。

 

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お兄さんもさすがにお疲れで、ひと眠り。

 

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飛行機遅延の為、1人 10ドルのミール バウチャー(食事クーポン券)をもらったのでアメリカビールを頂く。

これがこの旅行最後の海外ビールになりそう。

ただでは終わらない、南米旅行。最後まで楽しませてくれる!!

–続く–

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